PER(株価収益率)ホストに例えてみたら

パーリパーリパリ、パーリパーリパリ、パーリパーリパリカフェドパリ

 

 

あ、すいません(笑)

 

みなさん夜の世界は好きですか?自分は若い頃にバイトしてたこともありとても楽しかった思い出があります。

 

なので今日は株式投資を始めると必ず耳にするPERについてホストに例えてお話してみようと思います。

 

 

 

仮に貴方がホストクラブのオーナーだとします。

 

大繁盛で人が足りず新しく従業員が欲しくて、他所の店から引き抜いてこようと考えました。

 

引き抜きに際して前のお店にトレード費用として金銭が必要です。

 

 

 

 

一人は道明寺さん(25)、もう一人は鬼龍院さん(19)さんという二人の人に目をつけました。

 

道明寺さんは前のお店でナンバーワンで、安定して毎年年間に3000万を稼ぎ出していました。

 

トレード費用は3億円です。

ただもう年齢的にも売り上げ的にも安定して、爆発的に利益が増えるとはあまりおもえない人です。

 

 

そうするともし3億円払って引き抜いたとすると、

3000万(年間の利益)×10年(PER)で買った金額の元は取れますよね?

 

この年間に稼ぎ出す金額の何倍の値段がつくのか、という何倍の部分がPER(株価収益率)というものです。

 

 

 

 

次は鬼龍院さんです。

 

鬼龍院さんはまだ2年目で、前のお店では年間1000万円の利益を出していました。

 

伸び盛りの19歳、もうイケイケで道明寺なんて軽く抜く、100年に1人の逸材と夜の世界でもっぱら評判の男です。

 

 

 

あなたはどちらを雇おうか悩みます。

毎年安定して3000万円の利益を見込める道明寺さん。

 

かたやいまはまだ1000万円と道明寺さんの3分の1しかなくても、将来1億円稼ぐと評判の100年に1人の男、鬼龍院さん。

 

 

 

結局二人とも欲しくなりどちらも引き抜くことにしました。

 

そして将来1億稼いでくれるようになる可能性の高い鬼龍院さんには

 

1000万(年間利益)×30年(PER)=3億円

 

 

 

二人とも3億円の値段が付いていました。

 

 

 

すでに一流ですがピークかなという安定して手堅い道明寺さんには10倍というPERがつきました。

 

かたや飛ぶ鳥を落とす勢いのイケイケの鬼龍院さんには30倍のPERがつきました。

 

 

そして、

 

 

 

一年後、

 

 

 

道明寺さんはたまたまテレビのホスト番組に出演したのをきっかけに、利益も伸び年間6000万を稼ぎ出すようになりました。

 

かたや鬼龍院さんは移籍当初はピンドンの嵐!!連日のシャンパンタワーで噂に違わぬ実力を発揮していました。

 

しかし無理がたたって肝臓を壊してしまい年間500万円しか稼げませんでした。

この先も当分はお酒を控えなくてはなりません。

散々粋がってたのでヘルプもあまり飲んでくれません(笑)

 

 

 

 

あなたのお店も繁盛し従業員が増え、今度はこの二人を手放そうと考えます。

 

 

道明寺さんはいままでは伸びないとみられていましたが意外にもまだまだいけるということで12倍のPERがつきました。

 

6000万円(年間利益)×12倍(PER)=7億2000万

 

買った値段の倍以上で移籍する事になりました。

 

 

 

かたや体調を崩して勢いの無くなった鬼龍院さん。

年間1000万稼いでいて、まだまだ伸びると期待して30倍、3億円と高いPERでも引き抜いてきました。

 

しかし今ではもう期待も剥げ落ちて、5倍のPERしつきませんでした。

 

 

500万円(年間利益)×5倍(PER)=2500万円

 

 

 

利益は半分になっただけですが1億5000万で売りたかったのに、2500万円と3億円で引き抜いた額の12分の1でしか引き抜いてもらえませんでした。

 

 

 

 

これを株式に当てはめてみましょう。

皆さんなんとなくお気づきですか?

 

 

 

道明寺さんのように安定はしているが、成熟して市場であまり期待されず安く売られている会社。

 

鬼龍院さんのように、アマゾンやFacebookなどFAANG等と呼ばれる様な超高PERの期待されている会社。

 

 

 

一般的に前者をバリュー株、後者をグロース株という風に呼ばれています。

 

もちろん先程とは違って、伸び盛りだった鬼龍院さん、うちのお店でドンドン伸びて1億円稼ぐ様になっていたかもしれません。

 

道明寺さんもピークが早めにきて利益が落ちてきていたかもしれません。

 

どちらに転ぶかはわかりませんが、私は安く買えて思った以上に伸びたときに大きくなる方を好みます。

 

 

 

アマゾンが時価総額が100兆円だとして、この会社がドンドン伸びて時価総額3000兆円に30倍になると思えますか?

自分には思えません。

 

何故こんなにも高い金額で買われているのか理解できません。(馬鹿なので)

 

 

テスラモーターも何故フォードやゼネラルモーターよりも高く評価(時価総額的に)されてるのかわかりません。(とても馬鹿なので)

 

仮に市場の予想通り伸びたとしても、すでに将来の成長分は株価に織り込まれて割高の株価になっています。

 

先程の鬼龍院さんの例えの様に、万が一期待外れに終わった時の事を考えると自分にはとても手が出せません。(とてもとても馬鹿なので)

 

まあ自分みたい馬鹿にはテスラモーターやFacebook等の価値が理解できないだけかもしれません。

 

 

 

でも自分は鬼龍院さんよりも道明寺さんが好きだーーーーーー!

 

まきのーーーーーー!(笑)

 

 

 

 

 

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