金融緩和って実際のところどうなの?

こんばんは。


先月2月の各国のPER。

韓国7.9
日本11.9
中国13.9
全世界15.7
米国19.1

 


金融緩和について。


景気が悪くなれば通常なら株価は下がる可能性が高いです、ただし下がれば日銀が買う場合はどうでしょう?
どんどん買うので下がりにくいし、下がりにくいと思えば他の投資家も売らなくなるし尚更下がりにくくなるかもしれません。

日本のPER12倍くらいだとして、仮に大不景気がきて、上場企業の利益が半分になったとしてもPER22倍。

益回り5%弱もちょっと割高ではあるけれどそこまででもないような感じですね。
下値が固いならば日本株に投資してもいいような気もしてしまいますね。
だってPER12倍ならば8.33%くらいの益回りなわけですから悪くもないですよね。
もしその半分の4%くらいを配当金としてもらえるならばさらに良しって感じです。

 


もしこれが他国、例えば中国だったら我々日本人からはどう見えるでしょうか?
中国政府が株価が下がれば買い支えをするとしましょう。
なので株価は全然下がらず安心して買えます。。かね?

 

正直この株価の下支えって意味あるのかどんだけ考えてもわからないです、結局のところ損もしないし得もしないのでは?

日銀は別にPER12倍で仮に購入したとして、損しないどころか得するのではないですかね。
だって株価を買い支えて仮に株価が下がらないとするならば、その間配当金を貰えるわけで、唯一困るとしたら日銀が株を売ると、それ自体の行為で株価を下げてしまうってところですね。
多分大きく下げてしまうので一生売れませんね、ここがマイナス面です。


始めてはみたけれど果たしてよかったのか悪かったのか、将来どう判断されるのですかね。
やはり不景気で株価が暴落すると、持ち合いの企業の持株も評価損で、ますます損失が膨らみ連鎖倒産とか心配なのもわかりますが、そういう会社は倒産させちゃけばいいと思います。

その時には慎重に投資の機会を伺っていたバリュー投資家の出番があるはずです。
そして高いリスクを取ってた人が退場し、必要なところにお金が流れればいいはずです。
普段高いリスク取って高い利益も取ってたくせに、いざ下がったら買い支えてもらって尻拭いしてもらうのは違うと思います。


投資はハイリスクハイリターン、低リスク低リターンじゃないと。


結局金融緩和は誰の為になるんでしょうかね。
各国がみんな株価買い支えとかもしやったらカオスになりますね。

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