平成の31年間で日本は貧しくなった。

おはようございます。

 

まもなく平成が終わり令和に変わりますね。

平成は失われた30年だったのでしょうか。
一体平成の間に日本はどれほど貧しくなったのか。

 

まずよく聞くのが年収がバブル崩壊後から下がり続けていると言います。
あとネット等でよく見るのが、若者が車離れしてる原因は車が高くて買えなくなったからだ、というのも聞きますね。

 

この車についてちょっと考えてみたいと思います。

 

1990年頃にアメリカで大衆車が1万ドルくらいで売っていたとしましょう。
その時にアメリカ人の給料が15万円だとしましょう。
1ドル100円だとしたらお給料は1500ドルですね。

 

アメリカはインフレ率はそこまで高くないとはいえ、日本とは違って毎年それなりに上がっています。


もし約30年で給料も物価も倍になったと仮定します。
アメリカは実際はインフレ率よりおそらく賃金の方が上昇しているのかな?

仮にもし倍になったとしたら大衆車が2万ドル、給料は3000ドルですね。
そうするとアメリカ人の購買力は30年前とまったく同じですね。

 


そして当時の為替が1ドル100円、今も100円だとします。
そうすると日本人からすると、アメリカの大衆車が30年前は100万円で買えましたね。
そして今現在は2万ドルになっているので、200万円出さないと買えません。
日本はインフレになってませんので物価も給料もほとんど動いていません。
そうすると昔は100万円で買えた車が200万円出さないと買えなくなってしまっています。

 

何故こうなってしまうのか?
もし賃金が上がらないならば、購買力を維持するならば本来は1ドル50円になっていなければいけない訳ですよね。


しかし実際はそんなに円高も進んでいませんね。
そうなると国内だけの物はそんなに購買力も落ちずに変わりませんが、海外の物は高く感じると思います。
しかも給料は同じと仮定しましたが、実際の日本は年収がずっと下がっています。

 

年収が落ちるは、海外はインフレだしで実際はかなり貧しくなっているんじゃないですかね。

 


私が子供の頃は、日本は世界一物価の高い国って言われてた記憶があります。
人件費も世界一で、誰も使いたがらないから海外に工場が出てってると聞いた記憶もあります。


しかし今はインバウンドだと騒ぎ、外国から旅行客が凄い増えています。
嬉しいことですがこれって喜んでばかりいられるのでしょうか?

昔は円高で海外旅行が安いって感じでしたが、今はおそらく相対的に日本に安く来れるので大量に来ている面もあるのではないでしょうか?

 

まだこんなもので済んでいますが、この先先程の例でいうと車が3万ドル、4万ドルになったら。
原油が1バレル200ドルとかになったら。


日本円だけで持っているとリスクが高いのではないでしょうか。
ただ先程の通りレートもそんなに変わってませんので、ドルに変えるだけではあまり意味はありません。
なのでドルに変えて、購買力を維持する以上に資産を増やさないといけません。

そうなるとやはり米国株で運用するのが一番理想なのではないでしょうか。

 

30年間もし運用していれば相当な利益を取れたと思います。
もしあてがハズレて円高になったとしたら、それはそれで自分で働いてもらうお金は円なので問題はありませんね。

円だけで持つリスクもきちんと考えて、ドルなどで運用してリスクを分散することが理にかなってると私は思います。

 

みなさんも投資を始めるなら、少しずつドルに替えて優良企業に投資してみるといいと思いますよ。
きっと購買力維持以上に恩恵があるはずです。

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