MOアルトリア2019Q1決算を見て思うこと。

こんばんは。

 

先日アルトリアが第1四半期決算を発表しました。


EPSは0.90ドルと予想を下回りました。
売上高は43億9000万ドルとこちらも予想を下回りました。


ブランド別では、

マルボロ-13.5%
その他プレミアムタバコ-17.3%
ディスカウントタバコ-20.2%

マルボロのシェアは-0.2%で43.1%でした。

 

アルトリアは主力商品であるタバコ事業が苦戦していて、売上・EPSどちらも前年同期比で減少してしまっています。


それでもガイダンスは変更せずに前年比4~7%増の4.15~4.27ドルです。


タバコは先が厳しいので、大麻電子タバコに活路を見出だしてJUULやクロノスに投資しています。


EPSが+予想ですが、どんどんと喫煙率が下がっていくなかで、いつまで増益が続けられるのでしょうか。
私はどこかで限界が来ると思います、いままでは喫煙率の低下を値上げで補ってきたのでしょうが、それだっていつまでもとはいきません。


タバコ銘柄で、PER10倍前後、配当利回り5%とかであれば増益予想がいつまで続くかは別として、10年で最悪増益まったくできなくても投資は回収できますし、このくらいならば充分投資に値するとは思います。


しかし昔から投資家に高い利回りを提供してきたからといっても、この先は20%近いような利回りなどはほぼ期待できないと思っています。


しかしタバコ銘柄って改めて見ても素晴らしい事業ですね。
ほとんど投資に現金を使わず、営業CFの大半を利益とできるなんて最高ですね。

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