おはようございます。
銘柄を選ぶときはどの辺を基準にして投資しているでしょうか、割安な銘柄に投資をしようと思ってますよね。
割安株って一般的にどういう銘柄の事をいうのでしょうか、一番多いのは低いPERが割安株ってところでしょうか。他にもPBRや配当利回りみても割安に見える銘柄もありますね。
業種にもよりますが、
PER12
PBR1.2
配当利回り4%
みたいな銘柄があれば数値だけ見ればまぁ割安だなって感じですよね。
しかしこの数値だけ見て判断して購入するのはあまりよくはありませんね、もちろん参考にはします。
まずPER12倍は、同じ業種の中でも高いのか安いのか、例えば同じ業界で他社はPER9倍が平均ならばPER12倍でも割安とは言えませんよね。
あと大事なところは、いまリーマンショックから10年とか経って、景気の拡大期の利益に対してのPER12倍ってことですね。
EPS100でPER12倍なら株価1200ドルですが、EPSが50になってしまえばPER12倍なら株価600ドルですね。なのである程度数年前まで利益遡って見てみるのも大事です。
それともうひとつ大事なのが、PERが低いということは期待されてないということでもあります。
伸びると思えば高い金額でも買いますよね、アマゾンやテスラモーター、ネットフリックス等はとても高いPERです。
なので低いPERということは、成熟した企業でもうそんなにEPSも増えないだろうと思われているということです、ただ高成長だと思われて高いPERがついてて万が一期待に応えられないケースはその高いPERを維持できなくなるので株価は暴落します。
逆に低PERであまり期待されてない企業が、もし予想に反して利益が大きく伸びたら、PERも高くて評価される可能性もあり株価も大きく上がる可能性もあります。
なので一概に数値だけみて割高、割安を判断するのは危険ですよ。
過去にPERについてできる限り初心者にも分かりやすく記事にしているのでよかった見てください。
PER(株価収益率)ホストに例えてみた https://www.bakademodekiru.com/entry/2018/05/19/141814