高配当株と無配株、どちらがいいの?

こんばんは。

f:id:bakademodekiru:20190704011124j:plain

 


配当金を払うことは良いことなのか、それとも良くないことなのか。


配当金をまったく払わない企業と、高配当な企業がありますがどちらの方がいいのでしょうか。
高配当企業は、もう設備投資もそんなに必要もなく、キャッシュが積み上がってしまうので米国などでは株主に積極的に配当金として返していますね。
日本でも多少は配当性向が増加傾向になってきましたが、それでも米国等と比べれば無駄に内部留保を積み上げています。ある程度の蓄えは景気悪化した時や業績不振の為に取っておくのもわかりますが、それにしても日本企業は積み上げすぎとよく言われます。

 


無配やまたはかなり少額の配当金を配る企業もあります、これはまだ成長性が高く事業にお金を回したいからですね。
例えば自分で商売されていると考えていただければわかると思いますが、今の店舗が繁盛していてまだまだ店舗が増やせるなと思えば出資者に配当金を払うより、新しい店舗を作ろうと考えると思います。出資者としても利益をもらうよりどんどんと店舗を増やしてほしいと思いますね。

 


なので高配当企業だからとか無配企業だからとかどちらがいいというのは特にありません。
高配当企業はある程度成熟した企業に多く、無配の企業などは成長途中の企業に多かったりしますね。


ただ無配の企業の場合は成長性が高いので、一気に大きく資産を増やせるチャンスも高いですが、もしそうならなくて見込みがハズレてしまった場合には目先のリターンも何もなく、ただ株価が上がることにかけてずっと待たなければいけない場合もあります。

 

高配当な企業はもう特に伸びる投資先も見つける事ができていなく、それならばと株主にきちんと配当金として返還しているので毎年安定してキャッシュが入ってきます。しかしその代わりにあまり大きく株価は上がらない可能性があります。
更にいま高配当を払える事業に優位性がなくなって減配するリスクもあります。

 


なのでどちらが正解とかはないので後は好みの問題だと思います。
不景気などにも比較的手堅く安定している高配当な銘柄にするか、一気に資産を増やせる可能性が高い企業に投資するか。

 

投資歴の長い人でないならば、できれば成熟した安定している企業で、ある程度の配当金をくれる方に多めに配分した方がいいと個人的には思います。
やはりグロースな無配の株ばかりだとどうしても株価の値動きが気になって下がると耐えられなくなって売ってしまう可能性が高いと思うからです。
そのてん安定している高配当株ならばグロース株に比べたら極端に株価も動かないですし、毎年の配当金が投資を継続するモチベーションを高めますし、さらにその配当金を使って株価が下げていれば安値で再投資して株数を増やすことができるからです。


株数が増えれば受け取り配当金も増え、尚且つ株価が上がり始めたならば、増えた株数が資産を増加に勢いを与えてくれるからです。


一番安定なのは、やはりVTI等のインデックスに投資するのがいいかもしれませんね。ある程度の経験があるとそれだとつまらなくなってしまいますが、初心者やあまり投資とかについて考える時間を取れない人は最適です。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村