シーゲル流、グロースに勝つことは有り得ないのか。

こんばんは。

 

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まさかこんなにスマホが流行るとは思いもしなかった

 

 


いつも楽しく読ませてもらっているキレキレな記事を書いているぶち子さんのblogに、今日は和製バフェットさんを取り上げてグロースについて書いてありました。

 

 

www.butikomi.tokyo

 

 

私のことですが、リーマンショックの時に不動産株はボッコボコに売られました。どこかは生き残るだろうと何個か持っていたのですが、紙切れになった株はリサパートナーズと他に何を持っていたのかすら忘れました。何社か紙切れになりました。その中でフージャースホールディングスだけは生き残りました。

結果としてテンバガー以上のリターンを出してくれました、しかしピークで売ることが出来ず、今では高値から大分落ちてしまっています。

 

 

Appleが潰れそうな時に投資するのはたしかに難しいかもしれませんね、さすがにそこまでの極端な話でなくてもぶち子さんのいう通りに2008年のiPhoneが発売した頃に投資をしていれば23ドル→203ドルと9倍になっているので投資していれば大成功な事実があります。
その時にiPhoneが2019年、今現在のようにシェアを獲得して、ガラケーが駆逐されスマホだらけになると予想できたのであれば最高の投資でした。

 


ちなみに私がまだガラケーを使っていた時に、社員が初代のXperiaを使っていました。
これなに?と聞いたらなにやらスマートフォンってやつらしい。そして2~3時間で充電が無くなっていました。すぐにフリーズして熱はもつ、再起動に数分かかる。さらにボタンもなく、なんて使いにくいクソみたいな電話だな、こんなの不便な物を使う奴がいるんだな。
ってめちゃくちゃバカにしていました。

それがまさか世の中みんなスマホになるなんて思いもしなかった訳です。

 


2008年のiPhone発売した時に、11年後の今の世界が想像できたでしょうか?結局のところ後付けでなにかを検証するのは簡単ですが、11年前にタイムスリップしてみて、あの時に将来にスマホが大流行して、尚且つインデックスよりもAppleの株価がアウトパフォームすると予想して投資を決断できるのかが重要だと思うのです。実際は先にソニーXperiaを使ってる人がいたのにも関わらず、Xperiaは流行らずソニーは負けてしまったわけですからね。

 

 

もしいまドラゴンボールスカウターの様な物がどこかの企業が売り出したとして、それが10年先にスマホを駆逐してすべてスカウターで済んでしまう世界がきたとしましょう。
それを売り出した時に想像できるか、というとこです。

 

でももちろん絶対にこれは流行る!って気付いた人もいたでしょう、ヤフーの初期の頃に検索エンジンすげー、将来絶対に流行る!って気付けた人は凄い大金持ちになってるみたいですしね。

 

 

なので別に私は成長株投資を否定はまったくしません、むしろこれは!ってのがあれば是非買いたいと思っています。
USSなんてとても便利なオークションでもっと伸びると思って投資しましたしね。
ただスマホの事をクソ不便なダサい物と思っていたように私には成長企業を見抜く力が足りないと思っています。

 

投資するにあたって成長株でも成熟株でもいいと思うのです、ただ予め成長する株を見つけ出し、市場が発掘する前に投資をして爆発的に普及するまで持ち続けるのは並大抵の目利きではできないんじゃないのかなって考えています。

 


自分が思うクソダサい投資ってのはバフェット太郎氏に憧れてか似たようなポートフォリオを持ち、しばらく成績が奮わないからとすぐに自分の方針を変え、バフェット太郎さんをバカにしたりする投資家を私はモロクソダサい投資家だと思ってます。


シーゲル流がリーマンショック後から負けているというのも今こうなったから結果論では言えますが、それがこの先も続くかは誰にもわからないのです。


なのでインデックスがもっとも無難な投資だと思います。
ただそれだけではおもしろくないですし、そもそもインデックスに勝とうが負けようが、自分が満足いくリターンってのも人それぞれなので、自分の投資に満足がいけばそれでOKなんだと思います。

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