こんばんは。
昨日のニュースで見たのですがMMTがまたテレビで取り上げられていました。
MMTは日本語では現代貨幣理論というらしいです。まあ実際は日本はずっと赤字国債を発行して公共事業やりまくってきたので、MMTを実践してきた国ということになりますね。でもMMTはさも問題がなくすべてを解決してくれるかのように言われてますが果たしてどうでしょうか?
そんな魔法の様な事がありえるのでしょうか。
少し私の少ない脳ミソを使って頭の体操でもしてみましょうか。
もし国が今年国債を発行しまくるとしましょう。
そして公共事業を100兆円やるとしましょう。
人口は限られてますので無限に人はいるわけではありませんのでいっぱい工事はできませんから、一つ一つの工事に大金を注ぎ込んでみましょうか。
職人さんの人工は今だと15000~30000円くらいが相場なんですかね?
ちょっと適正な人工代がわかりませんが、これを10万円としてみましょうか。職人さんみんな年収1000万ぶっちぎりです。国にもまわりまわってもの凄い所得税が入るようになってきますね。
当然車やら洋服やら買いまくるでしょう、そうするとそれを販売している会社の業績も上がります。
そうするとその企業の社員も給料が上がり、お金を使うようになり、、、
といいスパイラルになるような気がしますね。
でも必要の無いものを作るのにお札を刷ってばら蒔いて本当に問題は起こらないのでしょうか。
熊しか通らない高速道路なんて言われたのも実際にあったような。
もっと極端に言えば穴掘って埋めるだけでいい事業をやってみたらどうでしょうか。
業績が上がれば当然その企業の株価が上がります、結局はその企業の株を持っている人はいいですが、必ずどこかのタイミングで高めのインフレになってくると思いますよ。
その時に貯金だけしていた人は損してしまいますよね、まあこれは今でも同じことですが。
なんかひょっとしたら上手くいきそうにも感じますけど、ものすごく嫌な予感しかしませんね。
もしお隣の韓国が同じことを始めてみたらどうでしょうか。
国債を1000兆円発行して、公共事業やりまくって、最低時給5000円とかにしたらどうですか?
一瞬もの凄い好景気になるような気もしますが、普通の感覚なら韓国から資金を引き上げてウォン売り浴びせませんかね?
これが経常黒字の日本や、覇権国のアメリカなら大丈夫なのでしょうか、そんなハイパーインフレになるほどやらないで、少しずつやってインフレの兆候が出たら引き締めればいいそうです。
ん~、自分の小さい脳ミソでは考えれば考えるほど、これで上手くいくのかはやはりわかりません!
しかしなんか危ないぞ、そんな魔法みたいな方法があったら苦労しないだろ!って感じがしていますがみなさんはどう思うでしょうか。