ネットフリックスの様な高成長企業に投資するということ。

こんばんは。

 

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高成長が永遠に続くことはない。

 

先日発表されたネットフリックスの2019年4~6月期決算は売上高が市場予想を下回る、前年同期比26%増の49億2311万ドルだった。
契約者数の伸びも市場予想を大幅に下回まわりました。

 

契約者数米国が13万人減少、1海外は283万人増加、全世界では270万人増加となりました。
米国内では値上げのせいで会員数が減少したと思われます。

 

前四半期の売上高は45.2億ドルで、今回が49.2億ドルですから約10%増加しています。
営業利益も前四半期が4.6億ドル、今回が7.1億ドルと増加しています。

 


アメリカ国内の有料会員数は減少したにもかかわらず、Netflixは過去最高の売上と営業利益を叩き出しました。

 

そして株価はどうなったか。

10%を越える暴落。


現在のPERは、

SBIで106.18倍
Bloombergでは127.53倍


となっております。

 


どうですか?成長企業に投資しておけば株価も必ず上がりましたか?
結局は成長性は株価に折り込まれているので、売上や利益が増加したからといっても株価が上がるとは限らないわけです。


よくアマゾンやらビザなんかに投資していれば簡単にインデックスよりも高いリターンが取れるような意見を聞きますが、そんな上手くはいかないということです。


市場の期待値がかなり高くなっていますから、その期待を上回る決算を出し続けない限り株価は伸びなかったりするものです。
それどころか利益が伸びても期待値が下がれば、結果的に株価が上がるどころかマイナスになることもあるということです。

 

なので私は期待値の高すぎるPER50倍だとか100倍という企業にはよほどの事がない限り投資することはないでしょう。

 

 

以前に書いた記事です。

 

 

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