こんにちは。
アルゼンチンの予備選挙で左派のアルベルト・フェルナンデス元首相が現職のマウリシオ・マクリ大統領に大勝したことでアルゼンチンの株価が1日で48%下落、ペソも25%の暴落。
とてつもない暴落ですね、もう暴落というかこの世の終わりレベルです。
もし自分がアルゼンチン国民でアルゼンチンの株に投資していたら株価と通貨の下落でほぼ全財産を失うってくらいの衝撃ですね。
しかしどうして国民はこうなることが予想できるのにポピュリズムに頼ってしまうのでしょうか?
仮に外国に助けてもらい、国が回復したとしても国債をデフォルトさせたらもうその国は信用をなくし次はそうそう貸してもらえなくなるとわかるはずです。
アルゼンチンは過去にもデフォルトをやらかしてます。日本がアルゼンチンタンゴを踊る日らだったかな?以前読んでアルゼンチンのヤバさを知りましたが、やはりまた繰り返すわけですね。
ダメな国はやはりダメな国。
何度も繰り返す国民性なのでしょう、割安だからと投資なんてできないと言うことです。
自分がもし海外の資金に依存してる国民だとして、利払いも苦労する、どんどんと自国通貨が下がる、さらに返済が苦しくなる、の悪循環ならポピュリズムに騙されてしまうのもわからなくはありません。
しかしその結果どうなるかもよく考えた方がいいでしょう、このフェルナンデスという人がどんな人かは知りませんが、これだけ暴落して資金が逃げるということは、どうせ無茶苦茶な政策を掲げてるって事でしょう。
IMF等の海外からの資金援助がなければまた破綻しますよ、そしてデフォルトばかりしているとどこの国からも信用されなくなりますよ。
その点日本は借金の額自体は大きいですが、海外に保有している資産も莫大で、さらにかなりの額の経常黒字なのでまず円が暴落するなんて事はないでしょうね。
そういえば元モルガンの伝説のトレーダーとやらは十年以上前から円が暴落するって言ってましたが全然しませんね。おかげで投資始めたばかりの頃に外国の資産買うキッカケになったのでまあ結果論としてはよかったですが。