こんばんは。
株価と言うのはどうやって値付けされていると思いますか?株価は将来の期待値を折り込んでいるわけですね。
フリーランチは当然ないことが前提です。どんな材料も瞬時に折り込まれ、理論上はインデックスを出し抜く事はできないということです。
成長性が高い企業の株価は当然高く、成長性がない成熟した企業の株価はそれなりで、衰退している企業の株価は激安に放置されています。
株価というかPERですね、不人気=低PER。
しかしここまではそんなこと当たり前だよ、知ってるし。って人もいるかもしれません。ここで1つ疑問が湧きませんか?それだと日本株はアメリカ株に比べて全然ダメだ、と言うのと矛盾しないでしょうか。
・アメリカ企業は株主を大事にする!
・配当王みたいな増配企業がたくさんある!
・イノベーションが凄い!
・先進国なのに人口が増加してる!
どれも間違いではありませんね。
しかしそんなのは誰でも知ってる事ではありませんか?それならばそれは当然の事として株価にも折り込まれているはずです。
実際アメリカのPERは日本や他の先進国と比べても高くなっています。
なのでTwitterやblogなど、アメリカ株の情報ばかりを見ている人は「アメリカ株投資は無敵」みたいに刷り込まれてる人もいるかもしれません。
かくいう私もあながち間違いではないと思ってますし、日本など他の国に投資するよりもアメリカ株の方が優れていると思ってもいます。
しかしそれだと先程の考え方とは矛盾してしまいます。
常に常識とされることや、大衆の正しそうな意見ばかりではなく、疑問に思って自分の頭で考えてみる事が投資家として大切な事ですね。