こんばんは。
慎重に資産配分している人もいれば、最短でセミリタイアしたいと思ってフルインベストメントしてる人もいます。
もちろん相場が良い時はフルインベストメントが最適ですね。そして保守的な投資家はリターンで負けてしまいます。
もしキャッシュポジション50%の人ならば、フルインベストメントの人と比べてリターンは半分になってしまいますからね。
しかしそういう人は暴落なんて来てないじゃないか、いつ来るかわからないことに備えるなんて無駄な事じゃないか、ガンガンリスク取ってった方が早く億万長者になれるだろう、と考えます。
ましてやリーマンショックからはずっと上げ相場なので、ここ数年で投資を始めた人ならば尚更です。
しかし一刻も早く会社を辞めたい、辛いと思って嫌々仕事をしている人。
そんな人が自分の資産額が半分に下がり、嫌々してた仕事先すら無くなるか減給になったとして、心穏やかに相場が戻るまでの長い間、本当に今の様に調子に乗ったままでいられるでしょうか。
私は「時価総~額8000億~円」なんて下品な歌でライブドアが盛り上がっていた頃とか、コンビニや本屋で今のイケイケな事ばかり言ってる人のような意見を嫌と言うほど見ました。そしてスゲーな!俺も俺も!と思ったクチです。
しかしそういった人は今ではまったく見かけなくなりました。代わりに現れたのは、また新しいリスク知らずのイケイケの投資家です。
「だってリーマンショックなんて100年に1度だろ?」危機なんてそう簡単に来ないだろう、そう思うかもしれません。
しかし2000~2020の間だけでもITバブル崩壊とリーマンショックと10年に1度暴落しています。
気象予報だって何十年に1度の異常気象、なんて最近はしょっちゅう言ってませんか?
災害にしろ暴落にしろ、油断してもうこないだろう。なんて思ってる時こそが一番危険なんですよ。
今はネットなどでせっかくタダで経験した人の意見を聞けるのですから、想像を巡らせて本当に暴落して数百万から数千万もの大金を失って、仕事まで失うかもしれないという事を頭の片隅に入れておいても何の損もありませんよ。
そうだよね、想像するのは大切だよね、という貴方。いやいや、フルインベストメントに決まってるだろという貴方。どちらも下のバナーからお戻りいただけると嬉しいです。