【空売りとは】今日はわかりやすく例え話で空売りの説明をしてみましょう。

こんばんは。

 

今日は信用取引のお話です。

 

 

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古い車って高いんですよ。

 

 

まあ自分は一切やったことないし、この先もやるつもりはありません。
買いはOKだと思います、しかし売りはやらない方が身のためです。売りって言っても援○じゃないですからね。まあそっちの売りはもっとまずいですけどね。

 

信用ってよくわからない人も多いかと思いますので、簡単に例えばなしで説明してみましょう。

 

貴方の友人がかなり年季の入った古いスポーツカーに乗っているとします。
30年も前のポンコツに見えるスポーツカーに何故か100万円もの高額な値段がついています。


そうしたら友人が、「そういえばお前車持ってなかったよね?海外に出張に行くことになったから戻って来るまで1年くらいあるからその間この車に乗ってる?」

 

貴方はここで儲けようと考えました。

「こんなボロい車に100万円の価値があるのはおかしい、すぐに価値が0になるはずだ」


そう思いました。


「そうね、ちょっと出かけたりするのに車あると便利だから借りておくわ」

 

 


翌日、某買取店に査定に出しました。

店員「ん~、かなり古い車なんですけどマニュアルのターボって今は貴重なんですよ、100万円ですかね~。」

よし、売ってしまおう、そして1年後に返すまでに値段が下がったら買い戻して返そう!


そうすれば差額が自分の儲けになる!

 

50万円の価値しかなくなれば50万円で買い戻して車を返せば手元に50万円も残る、こんな美味しい話しはないな!

 

これが空売りというものです。
無いものを借りてきて売るということですね。

 

さてこのあとどうなったでしょうか。

 

・予想通りになったケース。

車を返す1ヶ月前、やはり一時的なブームだったみたいで相場は暴落。
お店に同じ車を買いに行きました。


店員さん「あ~、あれから大分人気が無くなってしまって、今は30万円で買えますよ」

貴方「わかりました、それでお願いします!」

 

友人帰国「車返してね」

貴方「はい、一年間ありがとうね。」


これで無事にすべての事が終了です。100万円で売って30万円で買い戻したので、貴方は70万円手元に残すことができました。

 


・予想と逆になってしまったケース


車を返す1ヶ月前、なんか売った事すら忘れてたけど最近凄く流行ってるみたい。まぁ時間も経ったし少しは売ったときよりも安くなってんだろ。
お店に同じ車を買いに行きました。

店員さん「あ~、あのスポーツカー、海外でも人気が出ちゃってもう中々手に入らないですよ!今なら300万円出せば買えますよ!」

貴方「さ、さ、さんびゃくまんえん?」

店員さん「そうですね、まあド事故車の50万キロなら100万円でもひょっとしたらあるかもしれませんが、運転してるときに幽霊が出てハンドルが突然動かなくなるかもですよ、ハッハッハ」


貴方「でも勝手に売ったなんて言えるわけないし、仕方ない、親に土下座でもして200万円借りるか」

 


友人帰国「車返してね」

貴方「はい、一年間ありがとうね。」


これですべての事が終了です。100万円で売って300万円で買い戻したので、貴方は200万円手出ししてまで買い戻す羽目になりました。

 

 


この2つのケースを見てどう思いましたか?

そうです、これは利益は有限(車の価値が0円になっても100万円しか儲からない)のに損失は無限大(車の価値が1億になっても返さない訳にはいかない)というとんでもないリスクの高い方法なのです。

 

上手く使いこなせば上にも下にも相場が動いても利益を出すチャンスになりますが、超上級者向けです。絶対に素人は手出し無用の取引です。

 

 

ん~、そうは言ってもポンコツカーなんて価値が落ちそうだしなという貴方。
是非下のバナー押したあとに、友人の車を勝手に売ってみちゃいましょう!上がるか下がるかは神のみぞ知るです。

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