【ゴールドVSビットコイン】ある日突然現れたビットコイン、2000年の歴史を持つゴールド。  

こんばんは。

 

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アメリカは偽札で支払いし、自分はしっかりゴールド保管してますよ。

 


最近はすっかり相場が落ち着いたとはいえ、ビットコインはある程度の価値を保っていますね。

元々2010年5月22日、世界で初めてビットコインによる物品の購入された時は、ピザ2枚を1万ビットコインで交換したくらいなので、その時と比べれば物凄い値上がりしていますね。


何故こんなにも価値を認められているかといえば、便利なのもあるし現在では中央銀行等が安易に通貨の価値を毀損させる面も強いでしょう。
せっかく稼いだお金を勝手に刷られて薄められたら誰だって持ち続ける事に不安を感じて当然だと思われます。


今のような不換紙幣にはメリットもありますが、人が勝手に操作できるといったデメリットも大きいです。


通貨は、金本位制の時代も長く続いていましたが、1971年のニクソンショックで金とドルの交換は停止されてしまいました。

 

元々の世界での通貨システムは金本位制でしたが戦前からの流れですが、

 


【1944年7月、米国ニューハンプシャー州ブレトンウッズに連合国44ヶ国が集まり、第二次世界大戦後の新たな経済秩序の骨格が決まる。
IMFの誕生を核とするブレトンウッズ体制の誕生である。

このシステムは米国経済、そして米ドルの力が強かった時代を背景に組み立てられていた。


IMF加盟国通貨の平価は「共通尺度たる金、または金1オンス=35米ドルという固定相場で価値を保証された米ドル」により表示されることになった。

つまり、米ドルが国際基軸通貨となり、その米ドルの価値を米国の金準備が保証するシステムになったのだ。


このような体制は第二次世界大戦後、米国以外の国々の復興が進み、米国経済の力が相対的に低下すると、たちまちほころびを見せ始める。基軸通貨の米ドルが金の代替通貨として機能するというシステムの弱点が露呈するのだ。
基軸通貨米ドルの発行国アメリカは、国際収支が赤字になっても自国通貨米ドルで支払うことができる特権を持つので、ことさらに金融節度が要求されるのだが、実際には大量の米ドルの垂れ流しで赤字を補う結果になったのだ。そうなると米国以外の国はドルの価値に不安を感じ、相次いで金との交換を要求する。


その結果、米国の国際収支が赤字基調になった1958年以降は米国の金準備が流出するようになり、米国の対外債務の水準も金準備を上回りかねない様相を見せ始める。いわゆるドル危機である。こうなると米国が金準備がの評価替えを勝手にするのではないかという憶測が流れるようになった。

金の対ドル交換レートの引き上げである。ロンドン金市場では投機的金買いが起こる。それに対しイングランド銀行南アフリカ新産金の売却を増やし相場を冷やす介入を繰り返すがついに支えられず、1オンス=40ドルまで民間市場金価格は急騰するに及ぶ。特にロンドンの民間金市場では投機的ドル売り・金買いが激化し、1968年3月15日にはロンドン金市場が一時的に閉鎖される事態にまで発展した。


そこで米国が採った政策は、一方的な金とドルの交換停止宣言であった。いわゆる前述したニクソンショックである。
ここにブレトンウッズ体制は崩壊し、ドルは金とは交換できない紙幣となった。
金が正式の通貨の座から降り、「金廃貨」が宣言される。外国為替相場も固定相場から自由変動相場へ移行。米ドルの価値は民間のマーケットの売買で決まるようになった。そして米国の中央弘前銀行FRBが「ペーパードルとなった通貨を守る番人」としての役割を果たすようになる。ドルの価値を金ではなく人間の叡智で支えるシステムへの移行であった】

(金を通して世界を読む・豊島逸夫)から引用

 

 

という流れを経て今のような自由に各国の通貨を交換して、金も自由に値段がつけられるようになりました。

しかし本来は、お金=ゴールド、ですよね。
ゴールドを持ち歩くのが大変だ、ということでゴールドこれぐらいに対して、通貨をこれこれと価値を決めて紙幣として使いやすく流通していたわけです。
人々も紙幣に価値を感じていた訳ではなく、ゴールドに価値があり、ゴールドとの引換券としての紙幣と見ていた訳ですね。

 

それがある日突然、赤字でもうゴールドと交換したくないからやーめた!とか言われたらどうですか?
アメリカにせっせと物を売って引き換えにドルを貰っていたのに、いざ引き換え券を使ってゴールドに換えようとしたらやっぱもうやめたわ、とか言われたらどうでしょうか。


ドルなんてもういるか!となりそうなものですが、他にうまいシステムもなかったので、不換紙幣になってもドル基軸通貨制度は現在も維持されています。

 

元々は1オンス=35ドルだったわけです。
今現在約1570ドル、1/44.85までドルの価値が暴落しています。
もしドル紙幣を44.85倍に増やしているとしたらちょうど1/44.85で、金本位制の頃のゴールド=紙幣で合いますね。

 

当時と比べてドル紙幣はどれだけ流通しているのでしょうかね。QE、QE2、QE3、最近では隠れQE4なんてのも開始されてるそうです。都合が悪くてお金が足りなくなれば金本位制ではないのでどんどんと紙幣を刷ります。

 

たしかにインフレが心配される様な状況ではありません。なので金融緩和した積極財政という方向性も理解はできます。
しかしいつまでも続けていたら、いつの日か皆が偽物のお金を掴まされるのに嫌気して、今価値を持ち始めてきた「ビットコイン等の仮想通貨」、他にもドル以外の価値保存手段に移行してしまうかもしれません。

 

スターリングポンドも基軸通貨の座を追われて米ドルに取って代わられてしまいました。
ドルも制度上かなりぐらついてると私は思っています。

 

そんなときに、人類史上輝きを放っているゴールド、そしてニクソンショックでゴールドと交換して貰えなかった様な目に合わされない為にも証券化されたゴールドではなく、「金現物」を貴方のポートフォリオに一部加える事はとても価値のある事だと思います。


もちろん私も金現物とプラチナ現物を15年前から持ち続け、薄まることなく輝きを保ち続けています。

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