こんばんは。
こないだ久しぶりにピーターリンチの本を少しだけ見てみたのですが10年以上前の事なので何も覚えてなかったですね。
本の中に、
「世界地図に一度は記載されたことのある国の数は1900になりますが、そのうち半分は消え失せています。
ところがハーシーズ、クエーカーオーツ、AT&T、デュポン、USスチール、それにスタンダード石油から分かれたエクソン、シェブロン、モービル、アムコ、等々の石油会社は隆々と栄えています。」
ピーターリンチの株の教科書P.50から
という部分がありました。
今ではどの銘柄も若干衰え気味なところもありますが、たしかに栄える国は変われどこれらの企業はいまでもしっかりと利益を出し続けていますね。
石油業界なども最近はシェールオイルなどの影響もあり上値は抑えられています。OPECが減産しても過去のように相場を思うようには動かせなくなっています。
しかもイギリスでも2035年までに電気自動車しか販売できなくなる、なんていうニュースまで飛び込んできました。
しかし現実的にそんなことが可能だと思いますか?劇的にバッテリーの性能が良くなれば話は別ですが、今の電気自動車なんてまるで使い物にならない道楽みたいな物です。一般の人はまず購入するに辺り選択肢に入りませんね。
中古車相場もゴミとして扱われています。そもそも環境に優しいと言いながら、それではその電気自動車を走らせる電気はどこからやってくるのでしょうか?降って湧いてくる訳でもありません。
結局危ない原子力か、石炭や石油を燃やす訳ですよね。それに本当に電気自動車が増えたら街中で充電するのも一苦労だと思います。
ただ単にヨーロッパ車がディーゼルで不正をして、トヨタ等の日本車に勝ち目がないからゲームチェンジをしようと画策してるだけでしょう。
私はそんな簡単に10年そこらで脱石油なんてできるとは思えません。しかし今のエネルギー株は最高に嫌われています。
2000年代がまるで嘘のような感じです。
しかし不人気なのは良い事です、ここ数年でもここまで安くなったのは久しぶりです。
私はこれ以上下がるようなら少し買い増ししてみるつもりです。
1900年から栄えてなくならないそれらの企業。
予想できるここ10年やそこらで無くなるとはまったく思えません。
いやいや、電気自動車だらけになるのも時間の問題だよ、という貴方。まだまだオイルヌルヌルプレイは続くよという貴方。
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