こんばんは。
みなさんの家計はどんな状況ですか?しっかり貯金はできているでしょうか。1/4の世帯で貯金0なんて見たことありますが、貯金どころ債務を抱えてる家計もあるのではないでしょうか。
貯金0で借金で火の車とかだったら大変ですよね。
最近はアメリカで債務超過の企業が増えてきているそうですね。
利益が出ても内部留保として溜めずに、それどころか利益以上に配当金支払いや自社株買いをしてるそうですよ。
ROEを高める為や株主還元という意味では当然の行為でもあるのかもしれせん。金融工学的には正解なんでしょうかね。
しかし自分ならそういう風に経営したいか、と言われたらまっぴらゴメンですね。債務超過なんて恐ろしくてできません。
たしかにそれでもビジネスが回るくらい最強の企業の証しでもあるのでしょう。やはり普通の会社なら債務超過はまずいですからね。
フィリップモリスやマクドナルドやボーイング等だからこそ銀行なども潰れないと見てくれている訳です。
金利が低い以上、低い時に借り入れするという事それ自体はわかります。
運転資金を安く借りれるに越したことはありませんからね。でも安く借りれるうちに借りてそのお金で株主に配当金払ったりってのはどうなんでしょう。健全な経営に感じます?理論的にはよくても何かモヤモヤするものを感じます。
減配は経営失格の烙印を押されてしまうので、一時的に利益より配当金が上回るのはもちろん仕方ない事だと思いますが、株主還元がいきすぎる世界もどうかと思います。
よく日本は株主還元がなってないと言われますが、逆の発想だとアメリカ企業はもう種銭使い果たして武器がない。
日本企業はセコセコして株主還元してないせいで種銭だらけ。
ならば日本企業の性質を変えさせれば伸び代があるのはむしろ日本企業の方、とも考えられなくもないのではないでしょうか。
いざ金利が上がったり何かしらで環境が変わったとき、果たして本当に債務超過で問題ないのか心配です。
自分が現金持ってたら、優良企業が貸さなきゃ潰れる、みたいな状況が訪れたら足元みて最高に良い条件で貸しつけるかな。
調子に乗ってるからだよ、これくらいなら貸してやってもいいよ、みたいかな。
実際バークシャーハサウェイも金融危機の時はゴールドマンサックス等にかなり有利な条件で貸し付けてましたしね。
最近はアメリカばかりもてはやされ、アメリカだけに投資してれば万事OK!みたいな雰囲気が凄いですが、たしかに株主重視は投資家からすればありがたい事ですけど、あまりにも企業もレバレッジ効かせてばかりだと少し警戒してもいいんじゃないでしょうかね。
いやいや、それでも自分はアメリカ1本だ!っていう貴方。そうね、そろそろアメリカ外の株のリターンも上がってくる頃かしら、という貴方。
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