こんばんは。
最近コロナウイルスや給付金のことで腹立つ事ばっかり書いてたので、今日は久しぶりに投資の事でも書こうかな。
高配当は正解、いやいや配当金はよくない、などのいつもの論争。
そもそも配当金こそ利益の源泉だと自分は考えてます。株価は内部留保が増えた分必ずキッチリ上がるわけでもないですが、配当金はちゃんと企業が稼ぎ出した中から投資家に分け前を還元してくれますからね。
投資してる立場としてはリターンが読みやすいですね。
配当金配ると税金がかかる、自社株買いしてくれるバイバック銘柄こそが正しいと言う人もいます。
まあ理論的に間違えてないしある意味ではその通りかもしれません。しかし世の中理論通りにいかないかことも多いですし、そもそもの理論自体が時代とともに移り変わることもあります。
ついこの間までは、低金利なんだから資金を借り入れてそのお金で自社株買いをしてROEを高めることこそ正しい企業戦略とされていました。
しかしその理論は低金利のままで、競争優位性が揺らがず安定したキャッシュフローが続く前提で機能する訳ですね。
一度今回の様な事になると磐石な財務の企業は今までなら非効率とされてきたのに急に輝く訳ですね。
逆に債務超過してまで自社株買いしていた企業は急にピンチになったりもします。
さすがに世界同時に経済がストップするとはあまり予想できなかったでしょうね、甘く見積もってたということです。
最近まではハイテクこそ高いリターン、ディフェンシブな投資は効率悪いのでは?とされていました。しかしリスクヘッジ戦略が輝きタレブ氏のテールリスクファンドは3月に+3612%のリターンを叩き出しました。
+3612%ですよ?この時期にプラスなだけでも凄いのに半端ない数値を叩き出しましたね。
この日が来るまで何年も耐え続けようやく実を結んだ感じですね。
今なんてインデックスこそ間違いない、と言う意見がかなり増えてきてます。
これも今のところはその通りだと思ってます、たしかに大多数のファンドよりは良い成績ですね。
しかし我々個人投資家は誰から文句言われる訳ではありません。
頻繁に売買するアクティブファンドとは立場が違います。個別銘柄を選定し、長く保有していれば充分勝つ可能性もあると思います。
しかも今回のようにインデックスも広まりすぎてインデックスは間違いない、なんて今の常識もひっくり返るかもしれませんよ。
何事もちゃんと頭使って考えておかないと。
インデックス買ってあとは何も考えない方がいい、なんて言いますが何もかも考えて結果としてのインデックス投資と、何も考えないで向上心を放置してのインデックス投資では大分違うと思いますよ。