【一抹の不安】市場は効率的なはずだから問題はないはず。

こんにちは。

 

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危ない人に無理に貸したらそりゃ焦げ付きますよね。

 

みなさんサブプライムローン問題って覚えてますか?


不動産価格が上がり続けてるので、普通ならローン通らないような人や無職ですら通してしまって、値上がりしてから売れば問題ないじゃないか、って事で信用のない人に売りまくりました。


そして販売した方はそんな危ない債券を保有していたくないのですぐに売っぱらって、金融機関はその焦げ付き度MAXのクソローンをごちゃ混ぜにして「リスク分散」して世界中の投資家に販売したんですね。

 

そしてその商品にはトリプルAの評価がつけられて販売されました。


しかし少しでも考えればこんなもの上手くいくわけがありません。身近に考えればわかるでしょう。自分の回りで金にだらしない人に一人100万貸すのも、10人に10万ずつ貸すのもどちらも危ないですよね。そもそも返せる様な人じゃないんですから。ただ別に返さなくても担保の家が値段が上がってたから問題なかったんですね。それが担保の価格が下がりはじめてしまったんだからさぁ大変!となって大問題になった訳ですね。

 

所詮カスが集まったってそりゃカスでしたと、言うことです。


これ例えばですが、インデックスとかもまるごと買うわけですのでどうなのかなって。当然効率的な市場では、クソ株にはクソ株なりの価格しかついてないから大丈夫だと思います。

別にクソ株を集めてもキラキラのトリプルA銘柄にはになりませんからね。しかしこれほどまでにインデックス投資が流行り、割高に見えるグロース株から利益もまったく上げてない株、今にも潰れそうな株から、粉飾してる株までインデックスでガンガンと買い上げられてってます。

給料からできるだけ目一杯インデックスだけ買っておけば個別株投資家になんて楽勝だよ!という風潮に、たしかにほぼその通りとは思いつつ、一抹の不安を感じない訳ではありません。

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