こんばんは。
ようやく仕事が忙しくなってきてblogを書く時間がまたコロナ自粛前に戻ってしまいました。ダレていた身体もほぼ本調子に戻ってきました。
まあ相変わらず忙しい中でもblog読んだりTwitterいじりまくったりはしています。
そんな中で今日面白かった&よくみておいてほしいものを紹介します。
何度も取り上げてるもとブログ村一位だった能面投資家ですね。
最近このデータシリーズを楽しみにしてるんですが、今回は2000~2009年の地域ごとのリターンを計算してました。
ここ数年の間に米国株投資家になった人にとっては、え?という感じがするんじゃないでしょうか。
今でこそ「長期でアメリカ株に投資しておけば安心です!」なんて当たり前の様に言いますが、もし仮に2000年に投資スタートして2005年くらいまで5年間投資していてまったくリターンがついてきてなかったとしたら「長期でアメリカ株にしておけば安心です!」って言えてましたかね??
所詮最近の高いリターン、特にGAFAM等に引っ張られてる米国株をみてさっきのセリフが増えてきたのではないでしょうか。
たしかに「長期」でみればリターンが望めるのは正解です。しかしそれもいまだから言えますが、先程のケースで素人同然の投資家が5年間もマイナスが続いたらキレませんか?
私は5年間アンダーパフォームしても全然平気です。勉強や経験した上でそう思えるからです。
そういうタイプじゃない人がその場面に遭遇したらかなりの人が脱落するんじゃないかと思いますが違いますかね?
もし2025年までそれなりに長い間ずっとマイナスで、他の市場が上がってても気にもならずに乗り換えもせずにいれますか?
2000年代はBRICs投資全盛期、米国株なんて終わった市場でした。誰も彼もが新興国投資。コンビニでもTSUTAYAでもマネー雑誌はBRICsに乗り遅れるな!ですよ。その時期に低迷してる米国株投資をグッと堪えて続ける自信はありますか?
まあ結局はBRICs投資は弾けて、リターンの悪かった米国株が2010年代には輝いたんですけどね。
なので私は基本的には「これこそ間違いのない最強の投資先だ!」と言うのをあちこちから聞くとまず疑いますし、おそらく買っちゃいけないタイミングなんだと経験と感が教えてくれます。
けっして米国株投資が悪い投資先と言ってるのではありません。ただ何も考えずにVOO、VTI買っとけばバラ色の未来が~、みたいなのにはかなりの運と精神力に左右されますよ。
私は世界中に投資した方が良いと考えてますし、フルインベストメントも止めた方がいいと考えてますし、株式だけじゃなく債券やゴールドにも分散投資するようにしています。
安心するんではなく、常に自分の考えに何か突っ込みどころはないか?間違いはないか?リスクはないか?とあら探ししまくるくらいで調度良いと考えてます。