こんばんは。
今の時点でS&P500指数が3380と最高値まであとわずかになっています。
NASDAQはとっくにコロナ前の高値を更新中、なのでダウが出遅れてる感じになっていますね。
ダウ採用銘柄は時価総額も大きく歴史のある企業が多いので成長性ではやや見劣りするからなんでしょうか。
ただし大型株が強い時期もあれば、小型株が強い時期もあり、グロース株が強い時期もあれば、バリュー株が強い時期もあります。どこが強いのか前もってわかるならばもちろんそこにかけたいですが、そればかりはわかりませんのでタイミングをみて買うならばいっそ丸ごと買えるS&P500指数のVOOや、VTIみたいに米国株すべて買った方がいいと思ってます。
たしかにここ最近だけみたらもちろんNASDAQが強いのはわかります。しかしいつまでもそうとは限らないのは株式の歴史を少しでも学んだ方は誰しもわかってることと思います。
有名なダウの負け犬、という投資法があります。
毎年パフォーマンスが悪くなって配当利回りの高くなってる10種を買ってまた翌年それを繰り返すという方法ですね。
以前この投資方法がまだ認知されてない頃はこれだけで良いパフォーマンスが出せていました。しかし広まってしまった今ではあまり良い結果が出せていないそうです。
似たように高くなってるNASDAQなんかに買うのではなく、むしろこの有効だった戦略のようには割安になってるダウ銘柄こそ投資してNASDAQの様な高くなってるとこをハズす方が本来のセオリーに感じます。
あえて高いバリュエーションのところに投資しても高いリターンは取れないと思うのですが、本来の価値に近付くのに何年もかかる可能性もあるし、どれだけバリュエーションが高くてもそれでも夢見て投資する人が出続けてればそのままアウトパフォームがずっと続くかもしれません。
私はいつか神の見えざる手で修正されると信じてハイテク銘柄は少な目、バリュー的な銘柄を少し多めにポートフォリオを組んでいます。
しかし自分の様に仮に何年もアンダーパフォームしたとしても気にならない、という人でないならば流行りのハイテク銘柄や無難なVTIの様なインデックスに投資した方が良いかもしれませんね。