こんばんは。
みんな投資するときにある程度の指標はみるかと思います。私は指標なんて無視して雰囲気投資家なので名前がカッコいい銘柄に投資してるだけですけどね。
ちなみにAmazonは安いとは自分は思っていません。しかし1000ドルの時に高いと思っていたのにあれよあれよと2~3年で3倍とかになってしまいました。
今もAmazonが安いのか高いのか自分にはまったくわからない。自分は安いとはとてもじゃないが思えませんが、スピンさんが言うには柳下さんはバリューだと言っていたそう。
しかしダモダラン教授は10%高いと言う。どちらが正しいかわからないし、そもそも「正しい」なんてものは存在しないのかもしれない。
例えば86やハコスカみたいな旧車も凄く欲しい人には高くても適正価格に見えるが、ちょっと欲しい人にはそれなりの価格で、欲しくない人にはガラクタに見えるかもしれない。
本質的価値の算出なんてけっこういい加減なもの、成長率などのちょっと数字を動かせば出てくる結果は異なる。
ピッフィーさんがSBGに投資すれば14000円分の株式を6500円で買えると言ってました。
しかし14000円入った財布が6500円で売っているのとは違います。14000円の価値があるのではないかと思われてる訳です。市場参加者がみんな見ているSBGで14000円が6500円で売ってることに疑問を持つべきだと思います。
おそらく値付けがおかしいからそれなりの評価なんじゃないでしょうか。
仮にちゃんと価値を算出できたり、それを元に投資して絶対に勝てるならばアクティブファンドはインデックスファンドに勝ってるはず。
しかし中々そうは上手くいきません。だって5年後10年後の売上や利益なんて予想できますか?無理でしょう。
しかも成長性のある投資先を見つけたとしましょう。すでに高いPERの場合、見つけた投資先よりも成長性が劣ってもPER次第ではリターンは成長性の低い企業が勝ってしまうかもしれません。
投資とは相対的なものでもあるので、自分の投資先が良い投資先でも、他の銘柄の方が良いならばあれこれ悩んだのに負けてしまうかもしれません。
であればそうではなくて投資とは、永続する企業に投資すべき。これが一番大切なのではなかろうか。
多少高くても安く買えても、50年続く企業ならその間に莫大な利益を稼ぎ出す訳です。難しい計算など必要はありません。
そういう永続する強みこそがある意味で「本質的価値」なんじゃないでしょうか。