締め出すアメリカ、上手くいくのだろうか。

こんばんは。

 

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香港市場の存在が大きくならないのでしょうか。

 

前々から言われていましたが、中国株式がアメリカ市場から締め出される事になりそうですね。それ自体はある程度仕方のない事かなとは思います。

 

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不透明でアメリカ企業とは違う条件で上場とかはよくないでしょう。しかしそれを今更言うのもどうなのかなっていう気も少しだけしますね。


だったら最初からそんなのを認めなければよかったんじゃないのかなと。

アメリカ市場で敵国が資金を集めるなんてバカげたことではあります。しかし途中で上場廃止に、なんてルールに変えると他の国のアメリカ市場で上場を目指していま企業も、同じようなリスクを感じて他国での上場に変更してしまうかもしれません。


そうなると圧倒的な米国株式市場が競争優位性を失うかもしれません。


もうここまできてしまうと中国の勢いを削ぐのはかなり難しいと思われます。そもそもはWTOに招き入れて先進国にただ乗りの様な事を認めてしまったことがすべての元凶だと思います。


いまは問題になっていますが、ADRの権利が消滅するわけではありませんし実際のところはただ香港市場に資金が移動するだけでそこまで大騒ぎにはならないんじゃないかなという気もしますね。


良かれと思って米国株式市場から締め出したり、Huawei等に制裁を科したりしてるのでしょうが先を見据えてよほど戦略的にやらないと逆にマイナスになってしまうかもしれないとも思います。

今ではアメリカの裏庭の中南米にまで中国の影響が強まっています。一体どうやってここから巻き返せるのか、ちょっと簡単には思いつきそうもありませんね。


「長期的にはアメリカ株は上がる」

これは覇権国であったからこそだった可能性も無いわけでもないと思います。

アメリカ株投資家としてもアメリカにはまた輝いて欲しいものですね。

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