こんばんは。
みなさんは投資の参考にするのはどんなことでしょうか?インフルエンサーとかのイケてる銘柄紹介とかでしょうか?それとも専門家の投資先とかでしょうか。
私が出来ることといえば、経験をお伝えすることでしょうか。それが同じ個人投資家として役に立つのではと思います。まあ参考になるかはわかりませんけどね。
まず最初の頃はスクリーニングというのを使って、なるべく低PER、低PBRの銘柄を選ぶようにしていました。配当利回りはまったく気にしていませんでした。
しかしこの条件でスクリーニングすると、どれも似通ったような業界の銘柄ばかりだったと思います。
2005~2006年頃だったと思いますが、特に建設関係と不動産関係が多かった様に記憶しています。
それで不動産数銘柄に投資をしたのですが、みなさん御存知不動産関連はめちゃくちゃになりました。見た目PER5倍とかでもあっという間に一気にPERが上がったり赤字になってしまいました。
なので見た目だけの指標に惑わされてはいけません。凄く高いPERでもたまたまその時期は不景気で業績が悪くPERが高めに出ているだけかもしれません。
私は不動産などまったく詳しくもないくせに、指標だけをみて「割安」だと判断して買いました。他にも特にメディアで取り上げられ時代の寵児と言われた金子修率いるダヴィンチ・ホールディングスなんかもそうですね。
凄まじい額で都内の不動産を買いまくっていて、こんな凄い会社があるんだ、なんて投資してみたけど上場廃止になりました。
やっぱり雑誌で取り上げられてる「キラキラの会社」に投資しても失敗するんですね。当時は欧米型のやり方を取り入れてなにやら凄いことしてるって漠然と思ってたんですね。自分が理解できないようなものに手を出すとあまり宜しくない事になる、というのはこういう経験をしたからですね。
その頃は不動産ファンドのピークで今のGAFAMのように輝いて見えました。ダヴィンチの他にアルデプロ、アーバンコーポレイション、ケネディクス、あと何か覚えてませんが不動産銘柄をいくつも買った記憶があります。
今とてもよく見える業界や銘柄。それに投資するのは悪いことではありません。しかしよくわからないけど回りが良いと言ってるからとか、株価が上がってるからとかで投資をすると上手くいかなくなったりオススメしてた人が売ったりした時にとても悩むと思いますよ。