こんばんは。
今日は無難な立ち上がりですね。なにやら大きく下げるのでは、みたいな雰囲気も少しありましたが今のところたいした問題じゃなさそうですね。
WBSでもさっそくニュースになっていましたが、「アルケゴス」というファンドが追証払えなくて強制的にポジション閉じられるせいで大量の売りが発生して、一時的に特定の銘柄が崩落したみたいですね。
百度とかも30%を越えて下げる場面もあったみたいで、そんな時間に起きて見ていたら買いたかったですね。銘柄がダメで売られたならば仕方ないですが、ポジション整理の為に大量の売りが出たせいで株価が下がるなんてのはチャンス以外の何物でもありません。
150億を2兆円に増やし8兆円のポジションを取っていたみたいに書かれていましたが、本当のところはわかりません。しかし個人的にはこれが金融危機とかになるとは思っておりません。たしかにパリバショックからの流れを覚えてるので、似たような雰囲気を感じなくもないですがあの当時とはやっぱり全然違うと思います。
あのときはトリプルAの格付けの中に毒物が混じっていて、しかもそれにCDSなんてのまで絡んできて一体どこで誰がどれだけリスク追ってるのかすら把握できない様な状況で、金融機関同士も疑心暗鬼になって完全な金詰まりになってました。
今回はバーゼル規制なども厳しくなって自己資本比率も高めてありますし、法律で厳しく規制されてるので過度なレバレッジなどは当時みたいにしていないと思います。まあ金融機関は本体と切り離して何か法の目をかいくぐる様な事をしてないとも言えませんけどね。
もし市場がグラつく事があるとすれば、GAFAMみたいなところが大きく下落して、レバレッジをかけてるところが次々とポジション閉じるような事にでもならない限りは大丈夫なんじゃないかも思います。
ただ株価の水準自体はとんでもなく高く感じていますし、一年前の事を思えばダウが20000ドル付近まで落ちたとしてもなんら不思議はないとも考えています。
金融機関に関してはロビー活動をして何度も規制を緩和させようと試みてきた歴史があります。何度も金融危機を起こしてるので、収益性は低くともレバレッジは低くさせた方がいいと思います。
日本のFXなんかも前は200倍とかでしたが、今では25倍とかにずいぶんと厳しくなりました。
元本を8倍に増やさないと同じだけかけられなくなりましたがそれでいいと思います。海外みたいに600倍とかにする必要など1ミリもないでしょう。そんなのただのギャンブルですからね。別にFXなんてやる必要もないでしょう、バカラでもやればいいと思います。
少し話は逸れましたが、今のところ急激なショックが来るとは思っておりません、しかし株価水準自体は高いと思っていますので、利益を積む事よりは大きく減らさない方に重点をおいておこうと考えております。