こんばんは。
レバレッジが叫ばれる様になるのって大抵が相場の終盤の気がします。暴落時にレバレッジの話題なんてほとんど目にしないですからね。相場の好調が続くとついついリスクを軽視しがちで「どうせ儲かるなら倍がけした方が得じゃん♪」という声が聞こえてくるのでしょう。
レバレッジには当然メリットもデメリットもあります。
一部強気派のいうように「どうせ上がるならレバレッジ掛けた方が得」は本当でしょうか。
もしそれが事実ならば、個人だけでなく年金機構だとか大学の基金だとかすべての投資家はレバレッジをかけられるだけかけまくって高いリターンを取りにいきましょう。
みんなS&P500に連動するSPYなんてダサい投資してないで、今すぐにSPXLに切り替えましょう。だってどうせ「長期で見れば上がるんだから、ロジカルに考えればレバレッジかけない奴はバカ」ですからね。
そういえば、相場が弾けるときって大抵がみんなが楽観的になってリスクを忘れた時に起こりますよね。普通は頭金を多めに出して「レバレッジ」は低めにローン組むのに無職無収入にフルローンで貸し出したりとかですね。それを更に証券化してレバレッジかけまくったりなんて事もありましたね。
上手くいってるときはレバレッジは最高に儲かります。ニトロ注入したエンジンよろしく大加速です。
しかし本当に「どうせ長期でみたら上がるならレバレッジこそロジカルで正義」はその通りなんでしょうか。
誰も彼もがレバレッジに走り出してロジカルな世界が訪れたらみんなハッピー♪となるでしょうか?少なくても私個人的には不安感が大幅に増す事はあってもハッピーな世の中になるとはまったく思えませんがみなさんはどうでしょうか。