分散、積立、長期が一番。

こんばんは。

 

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セオリー通りが一番。

 

 

米国の3月の消費者物価指数は前年比+2.6%でした。予想は2.5%でしたので予想よりも高かった訳ですが何故か株価はたいした反応はありませんでした。この前までの流れですとインフレ率が高まれば引き締めが早くなるということで株価にはマイナスの影響がありましたがもう影響は無くなったのでしょうか。

たしかにインフレ率が上がればFRBも引き締めざるをえず、株価にはマイナスというロジックもわからなくはないですね。


しかし疑問に思うのですが、インフレ率が高まった方が「名目上」株価にはプラスではないのかなと。


なぜなら仮にインフレ率が2%、株式のリスクプレミアムが3%とだとして株式の益回り5%だとしましょうか。これだと名目上5%ずつ増えていきますがインフレ率が高まったとして、

インフレ率5%、株式のリスクプレミアム3%ならば名目上8%の益回りになりませんかね。


そもそもインフレ率にかかわらず、現金よりも債券よりも株式が有利なのはほぼ間違いありませんね。それならばわざわざ物価上昇率がどうのこうのとか、引き締めがどうのこうのとかそんな事を気にしてばかりよりは、買える範囲でどんどんと株式に変えてった方がリターンは高まるのではないでしょうか。


ただし日本から米国株に投資する場合は為替も考えなければいけませんね。投資先の国のインフレ率が日本よりも高いと円高になりやすい傾向にあります。


世界各国の通貨建てで株式を保有しておけばどこかの通貨が上がれば相対的に他の通過は下がりますし逆もまた然りです。ですので一番よいのは世界中の株式にしっかりと分散投資してできる範囲で資産を株式にしておく。

というのが現実的に一番なのではないでしょうか。

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