市場は正しく反応してる。

こんばんは。

 

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急激な物価高は良いことではありませんね。


みんな注目のCPIの発表がありました。


6月消費者物価指数
前年比+5.4%
予想、+4.9%
5月、+5.0%

6月消費者物価コア指数
前年比+4.5%
予想、+4.0%
5月、+3.8%

6月消費者物価指数
前月比+0.9%
予想:+0.5%
5月:+0.6%)

6月消費者物価コア指数
前月比+0.9%
予想、+0.4%
5月、+0.7%

 

予想よりも高い数値になりました、しかし為替も株価もそれといった反応はありませんでした。

 


よく物価が強い数値が出るとインフレ懸念からFRBが想定よりも早期に引き締めをスタートする可能性が上がり、それによって金利やドルが高くなると言われます。

この解説は必ずと言っていいほど聞かれますが、当たり前の様に使われてても間違ってるんじゃないかと思います。

 

なぜなら日本がデフレ、アメリカがインフレならば自分なら減価していくドルを保有していたいと思いますか?
インフレと言うことは物価が上がる=通貨の価値が下がる。ということです。


ドルの価値が5%も下がるようならドルなんて持ちたくありませんね。

基軸通貨のドルで説明するからわかりにくいですが、トルコリラが物価高くなりました、中央銀行が利上げしてくれるからリラ買おう!となりますか?自分ならインフレになる通貨は持ちたくありませんけどね。

 

だからこそ市場はドル高円安にならなかったし、株価もほとんど無反応なんだと思います。説明どおりには全然動いてないですね。


どんな現象にしても、何故そうなるのか、何故そうなったのか、などを自分でよく勉強し理解することが大切だと思います。

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