こんばんは。
阿里巴巴は助かるのか?阿里巴巴の下げが止まりません。元々の発端はジャックマーが当局を批判したところから始まっています。それによりアントの上場がなくなり、徹底的に狙われてる様な感じがしますね。
まあいまとなっては阿里巴巴だけの問題でもなく、テンセント等のハイテク各社も締め付けられていたり、何故か塾まで狙われているところです。
正直中国って微妙ですよね。何を考えているかわからないからです。
本当に国民の為、自国の発展の為に各種規制をしてるのであればそう悪いことばかりでもないと思います。何故ならアメリカでも独占禁止法でGAFAMも常に狙われてますからね。やはり一部の企業だけが市場を独占するのは健全ではないですからね。競争こそ発展の原動力です。
であるならば中国当局が締め付けるのも仕方ないのでは?という一面もあるようにも感じられますが、ジャックマーが当局を批判したら狙われたりとどうしても懇意的な面があると思ってしまいます。
政治的なリスクが高いと、当然投資家の要求するリターンも高くなります。今までは利益の高い伸びで高い期待値がつけられていました。しかしこうなると高い期待値ではリスクに見合った利益が取れないのではと投資家が思い、どんどんと株価が妥当と思われるところまで下がっていきます。
今では152.1HKDまで落ちてきました。一年前には309.4HKDでしたからほぼ半値です。
これがアマゾンとかならばちょっと値動き激しすぎますよね。
いまアマゾンはクラウドが物凄く伸びていてAWSが稼ぐ金額も馬鹿になりません。
阿里巴巴もクラウド事業が伸びていて、みんなアマゾンの様になるだろうとみていたと思います。実際売上、利益共に伸びていますが株価はどうなるでしょう。
考えられるのは、EPSは多少減速しつつも順調に伸びていき、期待値はこのまま伸び悩み下がり続けていき、数年は株価が停滞するのではないだろうか。
しかし何年もそういった状態が続き、EPSの伸びのおかげでPERもどんどんと下がっていき、もうこれくらいなら投資に値するんじゃないかというところまで来たらようやく反転攻勢なのなるんじゃないかなと予想してます。
事業解体みたいな事にならない限り、成長し続けるならばPER10くらいまでもし落ちる場面があればある程度の金額を追加投資してもいいかなと考えます。そうでないならば無理にこれ以上買い増しして深追いしないでホールド継続ですかね。
どのみち10年後にはさすがに株価も元に戻っているとは思ってます。ただリスクも考えて美味しい水準になるまでは様子見姿勢で臨みます。