こんばんは。
増税のニュースにからんで、海外の給料は増えているのにいま日本の給料は30年間下がり続けていて貧しくなっている。というのをみかけました。海外では1.5倍~2倍とかになっているのに日本だけ下がっているとなれば大変な事ですね。
コロナ禍前には円安もあって海外の観光客が押し寄せてきてましたが、その内容が日本が魅力的なのではなくただ安いからだとしたらちょっと複雑な感じです。
さて、たしかにデータ上で日本の給料は下がり続けています。これはバブル崩壊して企業も生き残りに必死で、コスト削減しまくって海外の安いところに工場を持ってったりしてきたからでしょうか。
ただし日本は給料は増えていませんが、その分物価も上がっていません。海外ではビックマックが600円とかするそうですね。
私は40歳過ぎましたが、昔より貧しくなってるか?と言われたらまったくそうは感じないですね。かなり豊かになってると思います。今の若者は「今」しか知らないから若者は貧しくなってるとか言うんだと思います。
今blogを読んでくださってる方はパソコンからでしょうか?それともスマホからでしょうか。
いまスマートフォンは10万も出せばかなり性能のよい物が手に入ります。私の若者だった頃は、こんな高性能の物を買おうとしたら一体いくらするのでしょうか。数百万でも買えるかわかりません。
車もたしかに値段は上がっています。とはいえ昭和~平成くらいの車なんて安全装備はついてないし、燃費だって今とは比べ物にならないほど悪いです。今と同じような高性能の車を当時に買おうとしたらとんでもない価格になっていると思いますよ。
なので一概に貧しくなってるというのも少し違うのかなという気がします。今円安なのでドル建てで見たら日本人の給料が少なく見えますが、もしドル/円が反転して1ドル80円だ90円だとなればまた景色も変わってくるでしょう。
私が15年くらい前に韓国旅行に行った時は、一食2~300円、タクシーで横浜~川崎間くらいの距離も300~500円くらいの感じだったでしょうか。
おそらく今は全然そんな価格では無理になってるでしょう。
日本人の名目の給料が下がってることは否定できない事実ではありますが、為替も円が強くなったりでもすればまた少し感覚も変わってくるのかなと思います。