こんばんは。
今日は日米共に大幅な上昇となっています。オミクロン株が大したことがないかもという感じでしょうか。しかし逆に恒大集団デフォルトのマイナスのニュースも入ってますがあまり材料視されていないみたいですね。
最近の下落を見て売ってしまったり、売り仕掛けてしまった方もいるかもしれませんがやはり短期的な値動きというものはつくづく読めないものだと思います。
投資手法にはいろいろありますが、その中でも高配当再投資というのは難しいと思います。
長期で見るとかなり良い成績をあげているみたいですが、その長期というのは本当にクソ長い長期のお話ですね。
10年間インデックスに負け続けている間にも、ずっと配当金を再投資し続けないといけないわけですね。他所が儲かってる時にもそれを横目にずっと低迷してるところに投資し続けるんですから並大抵の胆力では持ちません。
低迷時期にはやめたくなることでしょう。
しかしずっと同じセクターが上げ続けることはありません。悪い方を捨てて良い方に乗り換えていくと良くない結果になることも多いですね。
ITバブルが崩壊した時に「いつか戻るから安いうちに仕込む!」といってBRICSが上がってるのに80%も落ちたNASDAQを自分だけずっと買い増しし続けられる信念はあるでしょうか?
4~5年もすると上がりまくってるBRICSを見て「もう限界だ!」と乗り換えてしまうのではないでしょうか。
そしたらそこから今度は真っ逆さまになります。
それでも「BRICSは将来世界のGDPの大半を締めるし間違いない!」と買い続けられますか?
そうすると今度は2010年代になり、BRICS等の新興国がサッパリ奮わない中で、米国株が爆上げし始めます。まだ米国株に乗り移らないで新興国株を握りしめて買い増しできますか?
途中でみんなが「米国株こそ最高!」「誰でもS&P500買えばFIREできる!」なんて盛り上がってるのに無視できますか?
この様に大抵は調子の良いときに移りたくなって移るとピークだった、なんてのはよくある話です。しかしそれは「今となってはわかる」だけの話であり、その時代に生きている人に取っては「最適な考え」をしていたことでしょう。
単純に「配当金再投資」なんていってタバコ株だったり石油株だったりに信じて続ける事が如何に難しい事か。
しかし10年20年単位では必ず流れが変わると思っています。歴史上いつもそうでした。人が儲かっていようがなんだろうがこのままのスタイルで低迷してる時期にも惑わされずに「配当金再投資」を続けていくつもりです。
とはいえ基本的には銘柄を分散させてVTに近いインデックス投資家がメインではありますけどね。一応タバコ株がマイPFで主力になっています。