こんばんは。
本日は夜中の4時、夜中というか早朝かな？にFOMCがあります。先日も企業物価指数が9.6%とかなりの高い数字も出ていますし、先月始めたばかりのテーパリングが加速するのかや、利上げについて言及などあるのかみんな気にしているところです。
すべての資産価格は米国債利回りを基準に値付けされていますので、金利が上がればその分他の資産からの利回りも上がる(資産価格は下落)します。なので株価に大きな影響を与えるので一番注目されます。
しかし今は実質金利が大幅にマイナスになっている訳ですが、これって改めて考えると凄いことですよね。
インフレ率が6%で金利が1%だとしたら、金を借りれば借りるほど5%ずつ得する訳ですからね。私も貸してもらえるならば100億くらいお借りしたいところです。タダで毎年5億も得しちゃいますね。
しかしどうしてアメリカはこんなにインフレになるのに日本はならないのか不思議です。個人的な予想としてはこれ以上はアメリカのインフレ率もそんなに上がらないのではないかなと感じています。
コロナで供給が制限されている部分は解消されれば、高く買ってもらえるならバンバン製造するようになるのではないでしょうかね？あっという間に生産性が高まり物価も落ち着いてくると見ていますがどうでしょうか。
なんか恒常的にインフレ率が5～10%になるって先進国ではちょっと想像できないですね。
原油もバレル100ドルみたいな価格帯になってくればシェールオイル等も大量に動き出すでしょうし、価格が上がりすぎれば景気も悪化方向に動きます。
ただ難しいのが需給だけでなく、マネタリーベースを高めるとどれほどインフレになるのか定量的なものがあるわけでもなく、バラマキをおこなった結果どうなるのか予想しにくいところもあります。
テーパリングというのは買い入れの速度を落とすだけでまだ金融緩和してるわけですからね。
金利を上げはじめてFRBの保有資産を減らし始めればインフレはまず落ち着くでしょうが、そもそもそんなことをする必要があるのかもわかりません。
とりあえず金利が上がれば株価に悪影響があるというのは間違いないところですので引き締め方向に加速するのか注目です。
まあとはいっても投資家にできることは金利が上がれば株を売ったりとかではないので、常に優良銘柄を狙っておいてこういう場面で下がることがあればコツコツと買っていけばいいのではないでしょうか。
金利がいくらだろうと長期でみたら債券より株式で保有していた方がリターンは高い可能性の方がありますからね。
