こんばんは。
今日はダウ、NASDAQともに今現在わずかに反発しています。なんか引けにはやれやれ相場で売られてマイナスに沈みそうな気もしますね。
さて、先ほどレバナスについてのスペースに結構な人数が集まっていたのでちょっと聞きに行ってみました。そうしたら他にもいつも見かけるメンバーもみんな来ていました。彼ら一体何を聞きにきてるのよ(笑)ってメンバーばかり。
数十分聞いていたんですが、結局何について喋ってるのかわからずなんだかあまりおもしろくありませんでした。
ちなみに私はいつもくどいくらい言ってる通り超アンチレバレッジ派です。
レバレッジは長期で持てば勝つ、という人もいましたがレバレッジ商品は当然の事ですがボラティリティが激しいです。
そんな都合よく自分が引退する時に株価はピークにいてくれるんでしょうか?もし引退する時に合わせて暴落なんて来たら人生設計が破滅します。
だからというのかわかりませんが、全額ではなくて少額をギャンブル枠でという意見もありますがこれもおかしな話だ。そもそもS&P500よりブッチギリで勝つと言ってるのに、あえて少額しか買わないということは「本心では分かってる」んじゃないんですかね?「爆益間違いなし」なら全額買えばいいじゃん。
最適解だと言ってるならば、全財産ぶちこまないと整合性が取れないでしょう。
でもレバレッジ勢って単純で幸せそうでいいですよね。私なんかは心配性なのでレバレッジどころかインデックスすら10年でマイナスの可能性は充分あると思ってる。実際にリーマンショックから立ち直るのに10年とは言わずとも近いくらいはかかりましたからね。
バックテストでチャート見せつけて間違いない、みたいにドヤってますがここ10年の絶好調の相場でレバレッジ見せてもそりゃそうでしょうという感想しかありません。
例えば競馬。競馬って差し馬、逃げ馬、先行馬、みたいに色々と種類があるのですが、逃げ馬というのはスタートと同時に先頭を走りそのまま逃げてゴールする戦略です。
この逃げ馬が半分地点で先頭を走ってたからってそれを見て「一位間違いなし」と思うのでしょうか。
そこだけみて掛け金を倍掛けにしますか?(ちなみな競馬は途中で馬券を倍にはできません)
区間を都合良く切り取るならば、ITバブル崩壊前からだと多分レバナスなんて木っ端微塵に吹き飛んでるでしょう。
スペースで話してた内容も、「風丸さんが言ってた」「ひよのさんが言ってた」「カガミルさんが言ってた」みたいで大丈夫かな?という感じ。
理論ももちろん大切ですが、「投資というのは理論通りにはいかないものです。」上手く行くならとっくにそれを使って金持ちになってる人だらけでしょうし、もし存在したらとっくに織り込まれてると思います。
あと難しく考えなくても貴方の身近にパチンコや競馬狂いでいっつも金欠の奴がいたとしましょうか。
そいつが「レバレッジって凄いんだぜ!これにぶちこんで俺も億万長者だ!」って言ってたとしてそいつが億万長者になるところ想像できます?自分はもし回りのやつがそんなこと言ってても成功するところが想像できないんですよね。
「ゆっくり金持ちになりたい奴はいない」
何度も聞いたことあるでしょう。何故心に刻まないんですか?せっかく投資の先輩が教えてくれているのに。
こういう人達がいるから勝てるんでしょうけどもね。
ハッキリ言っておきましょう。
資産形成にレバレッジなど必要ない。
地道に毎月VTでも積み立てていくほうがよほど賢い選択だと思いますよ。