米国不動産は失速中。

こんばんは。

 

日本人も変動金利が多いので上がり始めたら大変です。

 

 

先ほどアメリカの不動産の指標が発表されました。

 

新築住宅販売件数-9月

前回68.5万件
予想58.0万件
結果60.3万件


新築住宅販売件数(前月比)-9月

前回28.8%
予想-15.3%    
結果-10.9%


となりました。


予想よりはマシな数値ではありましたが、それでも前回と比べて-10%越えと減速しているのは間違いないでしょう。


米国の住宅ローンは7%にまで上昇しています。今の日本からするとちょっと想像できないような金利ですね。これほど高い金利ではとてもじゃないがローンなど組めないですよね。

しかし日本だって今のような0金利とかになる前、自分が子供の頃なんかはかなり高かったように記憶しています。


1億のローン組んだら700万も利息がかかるわけですから、今流行りのパワーカップル億ションを買うみたいなのはまず無理になりそうですね。


でも本来はそれで良いような気もします。今の0金利で信用力のある人だけが大きな額のローンを組めて、不動産価格が上がり続けて信用力のないローンが組みにくい人との貧富の差が広がっていくのは健全ではないでしょう。

 

日銀が無理矢理低金利に押さえつけるのは、リスクを取れば取った人だけ得をしてしまい、本来なら利息が上がって返せなくなるはずの人も救ってしまいローンが組めずに貯金して買おうとしてる人がいつまでたっても買えないのはおかしいです。


いい加減この低金利政策は終わりの方向にしてもらって、市場に金利は決めてもらい少しでも銀行預金に金利をつけてもらいたいものです。


実際金利を0にするよりは、ある程度金利があった方が国民もあぶく銭だと思って金利をもらったら消費に回すかもしれないと思います。


金利を低く保ち続けてもゾンビ企業も淘汰されず、あまり良いことは無いような気がします。短期的には株価にはマイナスかもしれませんが、長期で見たら株価にもプラスになってくるのではないかなと思います。


アメリカの金利も少し落ち着いてきているので、そろそろ円安も終わりそうなのでここで0金利をやめれば一気に円安は解消されると思うのですけどね。

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