相場の悪化につれてすっかり聞かなくなった「FIRE」という言葉。

こんばんは。

 

仕事が苦痛なのは職場が合ってないだけかもしれません。

 

今週の日本株は下落でスタートしました、マイPFはトントンくらいで終われたので良かったです。しかし中国株はマイナスで足を引っ張りました。

 

さて、最近相場も軟調なので聞くことが減ってきた「セミリタイア」や「FIRE」というワード。去年までは本当によく耳にしましたね。テレビとかでも頻繁に見かけるほどでした。

ここ数年のリターンをみて「これなら投資で働かなくても大丈夫」と思った人も多かったのでしょう。

 

しかしハッキリさせておきたいのは「安易なセミリタイアは破滅する」ということです。しっかりと目標があってするならば良いと思います。夢があってどうしてもバンドでチャレンジしてみたい、それには正社員だと難しい。お笑いで頑張ってみたい、絵描きになってみたい、色々とあると思います。

しかし安易に「会社かったるいし投資で食えばいいっしょ」みたいなのは本当にマズイことになると思います。そもそも勤め先が合ってないだけかもしれません。


例えば去年末のような状況の場合はFIREしていたとしたらどうしますか?少し利益確定して生活費に当てますか?それとも保有し続けてこの勢いでもっと増やしてやろうと考えますか?

売れば当然元本は減ってしまいます。売らなければ生活はできません(配当金がたくさんあるならば別ですが)


仮に3000万株式を保有していたとしましょう。大きな下落に巻き込まれて1500万まで半分になってしまったらどうでしょうか。仕事をしていてきちんとした収入があれば暴落は買い増しのチャンスでもあります。しかし引退した身になれば下落はただの下落でしかありません。生活費として利益確定する元本が少なくなるだけですね。


それでも夢の為にFIREしていたならば良いでしょう。そうではなく単純に仕事がかったるいからとFIREしてた人はまた働き始めなくてはならなくなるかもしれません。


そうしたら職歴も切れて年も取り、株式が大きく下落するような状況ですから世間も不景気で採用を控えてるかもしれません。それだとFIRE前の条件よりも悪い条件でしか働くことができなくなってしまうかもしれません。


なのでブームに乗っかって仕事がめんどくさいからって簡単に辞めてしまったりするのは本当にお勧めできません。FIREするのにも適性もあるでしょう。最初はよくてもだんだんと孤独感や暇をもて余すようになるかもしれません、友達はみんな働いていていたら付き合いもあまりできないかもしれないですね。


なので自分が心底FIREしたいと思ってするならば良いと思いますが、あちこちで聞くから俺もやってみようなどとブームに乗っかって仕事を辞めてしまうというのはよく考えた方がいいと思います。

最近ではFIREをFIREしたなんて言葉が出てきていますしね。

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