YCCは継続、最終的にいきつくところはどこなのか。

こんばんは。

 

最後の最後にはやっぱり本物のお金が価値を保つと思います。

 

 

今日は金融政策決定会合の結果が発表されました。市場では0.75%への引き上げやYCC自体の撤廃もあるのかもとの予測もありましたが、結局は金融緩和はそのまま継続となりました。多分なんもやらないんじゃないかなとは思っておりました。黒田さんの性格からいって市場に催促されて負けて撤廃なんて事はできないんじゃないかなと。

それによって為替は一気に128.5から131.5円を越えるまでの円安になり、株価も600円を越える上昇となりました。

しかし結局いまblogを書いている時点では127円台に突入と発表前よりも円高に戻ってしまいました。

この激しい値動きで為替で勝負してた人は大きくやられてしまった人もいるんじゃないですかね。

 

しかし最終的にはどこに落ち着くんでしょうかね。ハイパー藤巻さんは円暴落とかまだ念仏のように唱えています。


日本の場合は海外に借金してるより大半が国内からの借金です。とはいえいつまでも買い続けていたら日銀が国債の全てを引き受ける形になってしまい、政府の赤字を全て補填するみたいになって海外からは信頼されなくなるでしょう。こうなったらかなりの円安になる可能性はあります。


ならばそうなる前にどこかでYCCをやめて金利上昇を容認したらどうなるのでしょうか。金利が上昇すれば利払いが増えるので財政は逼迫するでしょう。他にも住宅ローンなどの利払いも増えますし、景気はかなり悪化するでしょう。

景気悪化したり政府が予算が組めなくなればかなり厳しくなると思いますが円の価値は守られるかもしれません。


そして為替というのは相手のいる事ですね。米国は経常赤字が続き日本よりも厳しいかもしれません。過去にも何度も政府の借金の上限を引き上げる度に民主党共和党でもめています。


極端な円安に振れれば景気は回復するでしょう。しかしインフレ率は高まると思います。円高になれば景気はかなり悪化、ドル安のアメリカは景気は良くなるかもしれません。


どちらにしてもどこ国も財政は厳しく借金を増やし続けるのが当たり前になって何十年も続けています。


しかし最後には過去の覇権国も衰退して通貨の価値は落ちていきました。円高ドル安になるのか円安ドル高になるのかはわかりません。


ただ1つほぼ確実に言える事は、どちらの通貨も借金を減らすような事はあり得ずこの先も債務は膨らんでいくということです。


そして最後にはインフレでその積み上がった借金は吹き飛ばすしか方法が無くなります。

そうなった時に助かるのはやはり「金」なんですよね。

こればかりは人が勝手にいじる事のできない本物のお金ですからね。

不換紙幣とは違います。

いざゴールドで資産を守りたいと思った時には国内にはゴールドがあまり無く海外から自由に買えなくなるかもしれません。


何事も起きてない平時の今のうちにこそ少しずつでも本物のお金を増やしておくといざというときに大変役に立つかもしれませんね。

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