やっぱり強い米国景気。

こんばんは。

 

競争社会のアメリカはやっぱり強い。

 

 

今日は昨日のFOMCに引き続き、雇用統計の発表がありました。


製造業雇用者数-1月
前回1.2万人
予想0.7万人
結果1.9万人


非農業部門雇用者数-1月
前回26.0万人
予想18.9万人
結果51.7万人


平均時給(前年比)-1月
前回4.8%
予想4.3%
結果4.4%


となりました。


予想よりも大幅に強い非農業部門雇用者数が出たので為替は大きく円安に動きました。昨日のFOMCよりも大きな値幅ですね。


アメリカはもしかしたらソフトランディングできるんじゃないか、などという声も一部から聞こえていましたが本当に景気が強いですね。


人手不足ということは当然時給にもプラスであり、インフレにはプラスになってしまいます。


そして株価はというと下落で反応していますね。

 

何度も同じことを言ってるのですが、景気が良いのに株価がマイナス。これほど変な話もありません。金利が上がるからというならば、景気が良ければ利益は増えます。


株価というのは、EPS×PER=株価ですからね。

金利が上がればPERが下がりやすくなります。たしかにここだけ見たらマイナスの影響がありますね。しかし景気が良ければEPSにはプラスでしょう。何故か当たり前の様に景気に良い指標が出る度に株価が下がるんですよね。

 

そして景気が悪い指標が出ると株価は上がります。先ほどと逆の事で、金利が下がればPERにはプラスの影響があります。しかしリセッションなのですからEPSにはマイナスです。

 

一般的な感覚からいっても景気が良ければ株価は上がる、リセッションなら下がるという方がしっくりくるでしょう。


もちろん株価は先を織り込んでいくのでそう簡単な話ではありませんがどうも引っ掛かりますね。


とりあえずこれで更に金利は上方向になりそうです。5%まで引き締めてそのあとどうなるのでしょうか。

インドでも大きな粉飾みたいなものが発覚しているみたいです。アメリカの金利が上がると想像もしないようなところから崩れていくこともあります。


1月に上がると大抵はプラス、なんて言う人もいますが果たして今年は本当にその通りになるのか、はたまた経済の教科書通りに引き締めでリセッションになるのか結果が楽しみですね。

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