こんばんは。
今日はついに新しい日銀総裁の植田さんと、二人の副総裁による会見がありました。お風呂に浸かりながら会見をずっと見ていました。
印象に残ったのは「特に何も変わらないな」というところでしょうか。
というかまぁ変わる様なニュアンスの事は「言えない」ともいえるとも思います。
もしYCC撤廃します、なんて言おうものなら一気に円高に動いてしまうでしょうし過去の政策はどう思われますか?なんて質問にももし「まずい面があったと思います」なんて様な雰囲気の事を少しでも言ってしまえば、政策転換か?!となりまた一気に動いてしまうでしょう。
なので言葉を一つ一つ選びながら話して、過去の黒田総裁の流れを引き継ぐ様な話しに終始一貫していた会見のように思います。
為替はどう反応したかというと、一部にはYCC撤廃みたいな空気もあったのか当面の政策変更は無しと思われて円安方向に振れています。
基調的な2%の物価上昇は達成してない、いつまでにできるかも言えないと言ってましたが基調的かどうかは別として今充分高いインフレ率ですよね。
インフレなんて高くしてもあまり良いことないような気がするんですけどね。物価は安定してるのが一番です。
当面は金融緩和継続なのでしょうけども、やりたくても限界がいつかはきてしまいます。買う国債がなくなったらどうするんでしょうかね。
ETFも買い続けていつまでも株価を支えるわけにもいかないでしょう。
これから始まる植田総裁がどう舵取りするのか期待してみていきましょう。