こんばんは。
今まで進んできたグローバリズムですが、トランプ大統領になったのをキッカケにして長く続いてきたのが逆回転している感じです。
西側諸国は中国が豊かになれば民主的な国家になって世界の仲間になると信じて招き入れました。2001年にはWTOにも加盟を果たしました。
鄧小平の下で改革解放政策を採用してから中国は発展の道を歩み始め豊かになってきました。WTO加盟からは爆発的な成長をして、長らく世界第二位の経済力だった日本を一気に抜き去ってしまいました。
日本も過去の戦争の贖罪意識からか、中国にはかなりの経済的、技術的支援をしました。
こうしてお互い豊かになり仲良くやっていこうという気持ちでしょう。実際自分が子供の頃はアメリカに対するイメージよりも遥かに中国に対するイメージは良かったです。ソ連に対するイメージは良くありませんでしたが。
しかし今となってみたらこれらの政策は全て失敗だったのではないでしょうか。
中国は超長期的に戦略を立てて、長い時間をかけて先進国を逆転していつか覇権を取ろうと策略を立てていたのでしょう。
西側諸国は愚かにも敵を発展させてしまったのです。
西側企業は喜んで敵国に工場を立て、技術を与え、自国に留学生を招き入れました。
その結果が今の台湾海峡危機です。
企業も利益を追及するのは当たり前かもしれませんが、なんでもかんでもモノ作りを中国など外国に持ってくのはやめるべきでしょう。
最終的には敵に技術を与えて日本人が損するだけ。新幹線しかり。
投資をするならば中国やロシアの様な国ではなく、しっかりとした法治国家で民主的な国だけにしないとお金が儲かる儲からないの話ではなく、敵国に自国がやられてしまうことまで考えて投資をした方が良いでしょう。
日本を仮想敵と見てるような国に対して発展の手助けをするほど馬鹿げた事もないでしょう。
幸いにもバフェットも日本株を見直したところです。失われた30年で日本人も自信を無くしてしまってますが、もっと日本の力を信じて自国に投資するのも良いことかもしれませんね。