こんばんは。
やっとやっと長いトンネルを抜けてGWが終わりました。え?もっと休みたいですって?こちらはもう退屈すぎて死にそうでしたよ。休みは2日もあれば充分です、何日も休んでるとボケちゃいそうです。なにより株式市場が開いてないほど退屈なものはないでしょう。投資家なら分かってくれるかな?
日本の金利は今は低金利のままですね。ほとんど利息がつかない世の中ですから現金で保有しているだけだとインフレ率分どんどんと資産が削られていってしまいます。
本来ならインフレ率が上がれば金利も上がり、預金なり債券投資なりでインフレから資産を守ることもできます。しかし残念ながら今の日本はそういう状況にはありません。
日銀が無理に金利を抑えつけたままにしているからですね。ただこれも一体いつまで続けられるかは誰にもわかりません。
よくどうせインフレになんかならないし、なったら増税や引き締めすれば問題ないんだからもっと国債刷って借金すればいいではないか、と言う人がいます。
ただこれにも問題があると思っていて、例えば氷も-30℃から-10℃になったけどどうせ溶けないじゃないか!もっと平気だ!といってそのまま続けて0℃になったところで一気に溶けはじめるかの様に、今のところ問題が表面化してないからといってだからもっと国債で借金しても問題ないというのは飛躍しすぎかなと思います。
まして日本はこれから人口減少の時期に突入していくわけです。
返す頭数が減るのに借金ばかり膨らんでいけばあまり良い未来は待っていないのではないでしょうか。
日本円はいま短期的には安すぎるかなと考えていますが、超長期的にみると人口減少が続くのでドルよりも弱くなってくる可能性も考えた方がいいのかもしれません。
金>ドル>円
の順で信用おけるかなと感じます。
もし日本が円安インフレが止まらなくなったらどういう政策を打ってくるでしょうか。
日本人は低金利に馴れきっていてほとんどが変動金利で住宅ローンを組んでいます。それを引き締めによって返せなくなって破綻する様な人が続出する方法を選ぶでしょうか。
おそらくは高いインフレを許容して金利をある程度押さえ付けて、ローン破綻が表面化しないでインフレによって広く薄く国民全員に損させる方法を選ぶような気がしています。
本来なら無理なローンを組んだ人に罰が与えられるべきかと思いますが、世論に負けてそういう方にはいかないのではないでしょうか。
日米ともに借金は増え続けるばかり、人口減少に地政学的リスクと高まっています。投資で成功する為には色々な事を考えないといけませんね。