こんばんは。
日本の人口減少が止まりません。人口減少は弱みじゃない、という人もいますがそんな簡単に全てを機械化できるもんじゃないと思います。
単純に人口が多ければそれだけでもGDPは増えます。もし日本の人口が5000万人しかいなかったら世界の中で今のようなプレゼンスは保てていないでしょう。
ならばどうするか?となると二つしかありません。
移民を増やすか、子供を産むか。たったこれしか選択肢はありません。
子供を産むとしても生産年齢になるには20年も待たなければなりません。とはいえ人口が増えるには間違いありませんし、その分消費も増加するでしょう。
移民を増やす場合はすぐに労働者が入ってきて貢献してもらえます。
リスクとしては日本が魅力的でなくなれば他所の国に行ってしまうのと、本当に日本が好きだったり働く条件が魅力的で来てくれてるのか、もしくは外国のよくない勢力や日本にたかりにくる様な人なのかが分からないところです。
よく移民は帰れ!としか言わない差別主義者がいますがちゃんと日本の状況が理解できてるのでしょうか。
今の日本人は本当に怠け者です。キツい肉体労働なんか本当にやりませんよ、働いてもすぐにバックレてしまう奴ばかりです。
昔は暴走族の先輩とかが親方になり、その時の後輩が親方のとこで働いたりとかも多かったので今よりは簡単に飛んだりはしませんでしたね。良い意味でも悪い意味でも恐怖で支配してるようなとこもありました。それにSNSの時代と違って地元に入られなくなったら生きづらいというのもあるでしょう。
しかし今はネットで誰とでも繋がれる時代です。大人になってまでうるさい子供の時の威張り散らしてた先輩なんか縁を切っていくらでも仕事を探せます。
本当に若い子って肉体労働嫌がりますよ、まぁ昔から嫌がってたのかもしれませんが。
なのでじゃあ誰が建築現場とかで働いてくれるの?
これを真剣に考えないとまずいですよ。貧しい国の人は日本の賃金水準を魅力的に感じて来てくれる訳です。誰も働かなければ新築も建ちませんし、それどころか維持すら困難になってきます。
道路だって新しく作れなかったり補修もしなければなりません。
給料をもっと高くすれば日本人でも肉体労働を選択する人が少しは増えるかもしれません。それでも人口減少で母数は減っていきます。
自分は経済が多少なりとも縮まって貧しくなったとしても安易に移民を受け入れるのは賛成しません。しかしレイシスト的に移民来るな!みたいに言ってる人達はそういうの分かってるんでしょうかね。
いつまで経っても終わらない工事や穴の空いた道路、ヒビの入った高速道路、あちこちで進まない工事とかを黙って受け入れられるのでしょうか。
自分の考えがあって反対するなら良いことかと思いますが、そうでないならよく考えてみると良いと思います。
自分はどんな無理やりな手段でもいいからとにかく子供を増やす政策にしてもらってあまり移民を増やすという方向にはいってほしくないと考えています。
それでも人口減少はもうほぼ確定的なので、内需中心の投資先は相当厳しくなっていくと思います。
グローバルに活躍できる企業か、もしくはそのまま他国の株式市場に投資するしか自分の事を守れなくなるんじゃないかなと思います。