何故鴻海が日産を狙ったのか

こんばんは。

 

ホンダの足を引っ張らないといいのだけど

 

 

ここ最近日産のニュースを見ることが多かったですね。


結局日産はホンダと経営統合するという話しですが最終的に本当に上手く経営統合できるのかはまだわかりません。


元々何故そんな話しになったかというと鴻海が日産を狙っていたからということらしいです。


鴻海は元々スマートフォンの受託生産で急成長してきた企業です。

しかし最近は鴻海はEV製造参入も進めており、2022年には裕隆汽車と共同開発したEVを鴻海が生産を行ったりサウジアラビアの政府系ファンドと合弁会社を設立し、サウジアラビアで電気自動車を生産する計画を発表。

合弁会社は初の国産ブランドCeerを立ち上げるたりBMWから技術提供も受ける予定だったりとかなりEVに力を入れ始めていたみたいです。


なので経営不振で大きく下落している日産株の取得を通じて、自動車製造のノウハウなどを取得できる可能性があるので買収に関心を持ったという流れです。


利益率が低すぎて株価も低迷してるので、時価総額の高い海外企業に目をつけられたらひとたまりもありません。


ルノー接触したらしいですが、ルノー保有している日産株は日産の許可がないと勝手には売れない事になっているみたいです。

なので鴻海には買収されずホンダと経営統合の方向だとは思いますが、日産というお荷物をホンダが抱えて大丈夫なのかなという気もします。


稼げないからこんなことになってるんですから、鴻海に押し付けた方がマシかもとも思いますが日産の技術が全部持ってかれてしまったら日本の自動車産業の競争力も落ちてしまうかもしれません。


EVなんか世の中に出てこなければここまで業界が荒れることはなかったと思いますが、日産に限らずEVの流れで苦戦している大手メーカーも多いです。


どこが勝つか分かりにくい業界なので投資家としても銘柄選びが難しいところだと思います。

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