こんばんは。
最近は医療費削減しろ、という意見が増えていますね。私も以前は医療費がどんどんと増えていく現状に危機感を持っていて製薬企業は儲けすぎだからジェネリックをもっと増やして医療費減らせばいいのになんて単純に見ていました。
しかし現実問題先発薬を開発した企業も利益を減らされれば次の薬の開発資金も減ります。
ジェネリックを作ってる企業はただ同じ成分で作ってるだけで新薬の開発はできません。
薬に何百万も何千万もするのはさすがに酷すぎるとは思いますが、製薬企業の立場になってみればたくさんの試薬の中からやっと効果のある新薬を開発できたのですから他のダメになった開発費も回収しなければいけません。
なので高すぎも安すぎもどちらにしても問題はあります。それに日本企業にしっかり利益を出してもらわないと海外のメガファーマに買収されてそれこそ独占でとんでもない値段ふっかけてくるかもしれません。
さらにそのジェネリックですら薬価を下げすぎて供給できなくなったり、きちんと薬ができなくて品質を保てなくなったりもありました。
世の中白と黒そんなにハッキリとはしていません。そんな単純ならその問題はもうとっくに解決しています。
高齢者の医療費無駄遣いと言いますが、そのお金は決して溜め込んだものではなくすぐに医療費として出ていってる訳ですから世の中にお金がめぐってるんですね。
これは無駄、あれも無駄とやっていると一見良いことの様に見えてどんどんと真綿で首を締めるようにどんどんと経済を悪くしている可能性もあります。
社会保障費を無理ない水準に減らすことは大切かと思いますが、それに伴って悪い影響もあまり出ないようにしないといけないのかなと思います。
ちなみに今回入院して手術しましたが、お医者さんには感謝しかありません。
神様はいないと信じてますが、ある意味医者って神様みたいなものだと思います。
なんせお医者さんが治してくれなければ助からない人を治して命をコントロールしてしまうんですからね。こんなに人から感謝される素晴らしい仕事ってなかなかないんじゃないかと思いましたね。