格付け引き下げも今更感が

こんばんは。

 

ドルの価値、米国の価値を貶める天才

 

ムーディズが唯一残っていた米国のトリプルAの格付けを引き下げたというニュースが入ってきました。


それによって先物が少し下げたり金利が上昇したりしましたが、相変わらずトランプは自分に敵対的な格付け会社だから無価値だ!みたいな事を言ってるそうですね。


まあ実際他の大手2社もとっくにトリプルAから引き下げていたので実質的な意味合いはあまりないようにも思えます。


ただじゃあトリプルAじゃなくてダブルAだから安全なのかと言われたらとてもじゃないけどそうは思えません。もはや持続可能な国家財政だとは思えません。

 

ただそもそも論としてアメリカ以外の国の財政も酷くみなさんもご存知のとおり我が日本も借金まみれで毎年大幅な借金をしないと国家運営ができない状況です。


頭がお花畑の思考停止組がいて「自国で発行してる通貨なんだから足りない分は全部国債で賄えば何の問題もない」というカルト宗教があります。


これがもしその通りならアメリカも全部借金で運営してFRBに買い取らせれば「何の問題もない」事になるんですけどね。英国のトラスショックなんてのも何の問題もなくなります。


当然まともな人ならそんな事をしたら市場からとんでもないしっぺ返しを食らったり、インフレが止まらなくなったりするなんて重々理解してると思います。


そもそも現状の2〜3%の弱いインフレですら物価が高くて米すら買えない!なんてブーブー言ってるのに彼等は「インフレが進んだら増税すれば問題はない」と言いますが自分達の言ってる矛盾にすら気付かないのでしょうか。


すでにインフレなんですから増税しなきゃいけないんですよ。でももちろん国民の激烈な大反対で当然増税なんか不可能です。

そもそもの理論もおかしいし、仮に理論が通用したとしても現実社会に適合させることは不可能なので論じる事すら馬鹿げてます。


おそらくyoutuberとか変わり者がアクセス稼ぎで発信してるかもしれませんが、まともな経済学者や投資家は99%反対で財政規律を守れと言うでしょう。


週明けどういう風な反応があるか分かりませんが、過剰に反応するような事があれば投資のチャンスが生まれます。

相場というのは必ず「いきすぎ」という場面が訪れます。そういうチャンスを逃さないで上手く利用できるようになると高いリターンを手にすることができるかもしれませんね。

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