ついにリセッション入り。

こんばんは。

 

 

インフレも落ち着いてくれるといいのですが。

 

 

結局0.75%の利上げで決着しましたね。それを受けて一気に株価は上がって引けました。特にNASDAQは大幅な上昇でした。上げたということは1%の利上げもある程度織り込まれていたのでしょうね。


そして今日のGDP発表は0.9%のマイナス。二四半期連続のマイナスとなりリセッション入りとなりました。

バイデン大統領は雇用が強いから一般的なリセッションではない、みたいなよくわからない言い訳をしていますがゴールポスト動かしちゃダメでしょう。リセッションはリセッションです。


そしてこれを受けて急激に利回りが低下し、円高ドル安に動きました。私は100~110円くらいが妥当なところと考えていますのでまだまだ円高が進むと思います。

しかしちょっと不景気になったくらいで早くも利回りが下がりだして、こんなんで本当にインフレを抑える事ができるのでしょうか。景気を犠牲にしてでもここはまずインフレを抑えてしまった方が後々良い結果になるのではないでしょうか。


1970年代のアメリカも、第一波、第二波、第三波と何回に分けてインフレが押し寄せてきました。


まだ9%という超高インフレなのに10年金利は2.68%。これでは借りれば借りただけ得になってしまいます。まだ人々の期待インフレ率が低いうちにしっかりと抑えておかないと、FRBの信認が下がってしまわないか心配です。


しっかり引き締めできないと、「どうせ少しでも株価が下がればすぐ緩和するよ」と見透かされてしまいます。こうなると金融政策がやりにくくなり効果も低くなってしまうのではないでしょうか。


まずはハッキリとインフレ率が低くなってから他の事を考えた方が結果的に株価対策にもなるのではないでしょうか。


最悪なのはインフレ率がまた大きく上がり始め二桁とかになって、どうにもならなくなってから更に強い引き締めをせざるをえないとかでしょう。


今はドルが強いですが、ドル安に向かうと思ってます、かといって円も不安がありますし、インフレ時代にはやはり価値が変わらないゴールドでインフレから財産を守るのもひとつの手だと思います。

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ずっかり1日間違えてました。

こんばんは。

 

アメリカ景気は利上げにどこまで耐えられるのでしょうか。

 

なにやら昨日FOMCかと思ったら1日フライングしてたみたいですね、今日の日本時間の朝方でした。今日は株価は反発していますが、おそらく1%の大幅な利上げはほぼないとみられているのでしょう。まぁ0.75%でも充分大きいんですけどね。

QEで数百兆円もバランスシートを拡大させましたが、どれくらいの期間でQTをやるつもりなのでしょうかね。利上げだけではインフレ率は抑える事ができない気がします。やはりコロナショックで臨時でばら蒔いた分をしっかり回収して初めて元に戻るのではないでしょうか。


あとは戦争ですね。西側と東側がデカップリングされつつある世界。今までは最適なところで生産して輸出という流れでしたが、世界中で他国に依存する事の危険性が表面化してしまいました。

今までは中国に製造させていましたが、技術を出さないともうやらせないだとか、機密情報は抜かれそうだとか信頼できるパートナーではありません。むしろアメリからしたら最大の敵国です。ロシアなんぞGDPで見たら屁でもないですからね。手強いのは中国です。


そうなると自国に生産拠点を戻せばすぐに解決か、というとそういう訳でもありません。


アメリカ人の高い人件費で作れば当然製品価格も高騰します。しかも適材適所にすぐに人員を配置できるとも限りません。すっかり製造業は出ていってしまってましたからね。


TSMCアメリカで製造するのは割に合わないと言ってましたが、それはそうでしょうという感じです。ただし安全保障のこともあるので仕方ないのでしょう。

日本だって自動車はアメリカで生産するより日本で生産した方が効率良さそうです。過去の円高貿易摩擦のせいで現地生産になってしまいましたが。


朝起きたらどれほどの幅だったのかわかりますが、当面はインフレ率の急激な低下は起こらないのではないでしょうか。


とはいえインフレ率は前年比ですから、9%もの高いインフレ率も続くことはないと思います。ただ4~5%のインフレでも厳しいですよね。

何もしないとそれだけ現金の価値は下がってしまいますし、うまく運用できてそれくらいのリターンを取れたとしても実質的にはチャラにしかならない訳です。


なんかインフレって良いことみたいに言われてましたけど、インフレほど恐ろしいものはないと思います。大金持っていてもあっという間に価値が激減してしまうんですからね。

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1%は無さそうな気がします。

こんばんは。

 

 

0.75%か、はたまたまさかの1%か。

 

今日はついにFOMCですね。事前の予想通り0.75%の利上げとなるのか、はたまた予想外に1%の利上げとなるのかどうなるのでしょうか。

アメリカのインフレに関しては供給側の問題もあるので、金利を引き上げたら解決するという事だけでもない気がします。

もちろんコロナ対策で大量の現金をばら蒔いてしまったのですから、QTでしっかり回収しないととは思います。


ガスプロムEUに対して80%削減して20%しかガスの供給をしないと発表しました。これだけエネルギーが不足すれば金利を引き上げても足りないものは足りないので、やはり原油価格はしばらく高止まりするのではないでしょうかね。

 

インフレ率がある程度高いまま、収入も追い付かないとなれば不景気になるのは当たり前です。しかし生活はしていかないといけないには変わりありません。


それならば真っ先に高級品などの贅沢品から削っていくのではないでしょうか。


しかしスーパーに通い、生活に必要な物は引き続き買われていくでしょう。

そうなると値上げをしても買ってもらえるブランド力の強い製品を扱う企業が投資するにはしやすいです。

あとは医療品などもそうですね。


具合悪いのに薬買うのは勿体無いからやめとこう、とはなかなかなりにくいですからね。

もちろん不景気になれば少しはそういう人も出てくるかもしれませんが、それでも他の製品に比べれば削られにくい事にはかわらないでしょう。


なのでリセッション局面ではそういった手堅い銘柄で下落率を抑えつつ、落ちきったかなというところまで来たらまた成長性の高い銘柄に投資し始めてもいいのではないかなと思います。

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