こんばんは。
投資をするに当たって株価が上昇しないことには何の意味もないのは当然ですね。しかし株価が上昇しても利益が取れないこともあるんですね。
それは海外株を買って為替で現地通貨が安くなってしまうケースです。
例えばとある米国株に投資をして、その銘柄が30%上昇して喜んでいたとします。しかしドルが30%安くなっていたら何の意味もありませんね。日本円に戻したらトントンになってしまいます。
逆に株価は10%下落しているのに現地通貨が30%上昇していたとしたら日本円に戻したら20%ものプラスになるケースもあります。
今日本は円安なので、海外株に投資をしている投資家は実感されているのではないでしょうか。
円建てでみるとかなりの利益が乗った状態の投資家さんも多いかと思われます。
しかしだからと言ってこれがずっと続くというのは分からないことです。もし円高に戻ってしまえば見かけ上の利益は消えてしまうかもしれません。
私も投資の半分は海外株にしています。もらえる配当金も円建てでみるとかなり大きな額になっています。なので円に替えるとすごく得した気分になります。
円安で大変だなんて言われますが全くの逆です。
30%円安になり海外株が30%プラスになったとしても、円安で30%もインフレになりません。はるかに得してる方が大きいです。
投資をする上で為替はよく考えないといけません。もちろん超長期で保有するからあまり関係ないという考え方もあります。
中期でみるなら例えば通貨安になって業績が回復して株価が大きく上昇したところで売って自国通貨に戻すのもひとつの戦略です。
海外の投資家が円安で業績の良いトヨタ株を買い、大きく上昇したところで利益確定して自国に戻すとかですね。
本当は為替に影響されにくい、いくらでも買うっていう様な商品力を持った企業に投資するのがベストですね。
例えばヴィトンが欲しいのにユーロが高いからってじゃあドル安で安く買えるCOACHにしようという人はあまりいないかと思います。高くてもヴィトンが欲しいんですよね。
車で似たような性能ならば、円高ならウォン安だとしたらトヨタじゃなくて現代買っとこうかみたいになってしまいます。
ワイドモートを持った企業に投資するのが大切なのが分かりますね。
ちょっと話が長くてまとまらなくなってきちゃいましたが、為替を上手く利用して投資をしたり為替を関係なく投資できる企業に投資したり、色々と考えて投資をしましょうというところですね。