まだまだしぶとい米国のインフレ。

こんばんは。

 

食料品は二桁のインフレです。

 

先ほど皆さんも注目の米国CPIの発表がありました。


消費者物価指数[コア](前年比)-1月
前回5.7%
予想5.5%
結果5.6%


消費者物価指数[コア](前月比)-1月
前回0.4%
予想0.4%
結果0.4%


消費者物価指数(前年比)-1月
前回6.5%
予想6.2%
結果6.4%


消費者物価指数(前月比)-1月
前回0.1%
予想0.5%
結果0.5%


となりました。

6.2%予想のところ、6.4%と予想を上回るインフレ率となりました。しかし今0:40時点では株価はプラス圏で推移しています。

いつも思うことですが、この「予想」ってのがあんまり合ってないんじゃないかと思われます。本当にみんなの予想を上回ってるならば株価は下落してくるのではと思います。


今回のCPIはどうみたら良いのでしょうか、予想よりも強くインフレ下落の勢いが落ちてしぶといとみるか、もしくは前回6.5%よりも一応下げているのでインフレ鈍化は継続しているとみるのか。


ここから急減速していくのかはわかりませんが、債券市場の利回りをみる限りでは減速すると予想されているのでしょう。債券市場というのは比較的将来をキッチリと反映されているので遠くないうちにリセッションで金利引き下げということなのでしょう。


しかし現状で落ちてきたとはいえまだ6.4%。仮に給料が5%アップしたとしても実質的にはまったく豊かになっていません。むしろ生活は厳しくなっています。

アメリカとしては莫大な借金を抱えていますので、インフレ率が高まれば実質的に借金を減らすことができます。逆に貸し付けている人は大損ですよね。


日本も他国の事は言えませんが、ドル建ての物は商品をよく選ばないと財産が目減りしてしまうかもしれません。ドル安になれば競争力が強化される様なグローバル企業の株など投資先としてよいかもしれませんね。

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