こんばんは。
新NISAになり、投資信託の上位がほぼ全て全世界だったり全米だったり海外の投資先ばかりが人気です。
月のキャッシュフローもバカにできない規模になっているみたいで、これが円売り圧力になってるのではないか。という話題があったみたいです。
そしてこれを問題視して、国内株だけ優遇するみたいな話が出たなんていうデマまで出たそうです。
大前提としてまず一つ、投資というのは国家の為にやるものではありません。個人の資産形成の為にやるものです。
なので日本の株価を上げないで海外株に貢献するなんてけしからん!なんてのは的外れもいいとこです。貴方は国家の奴隷ですか?
あと投資というのは純粋に「どこに投資すると美味しいか」を考えて投資するものです。
強制的に日本株に投資するみたいな事をやると市場価値が歪みます。市場に全て任せましょう。
あとは日本人の立場として、日本がダメになったりした時のヘッジの為に海外に投資する行動はいたって当たり前のことです。
実際に今起きている円安、これも早くから海外に投資していた人は見事にヘッジできているはずです。かくいう私も資産の半分以上は海外株に投資していましたので、海外株からの配当金なんかも円建てにすると大きくなっているので有り難みを感じています。
こういう事を言いたい人の気持ちも分からなくはありません。NISAというのは非課税ですから実質的な減税みたいなものです。その減税の恩恵を外国株に投資して外国に与えてる場合じゃないだろう、みたいなことでしょう。
でもその外国株の株主に日本の資金が先に入ってて上がることによって恩恵を受けるているかもしれません。
単純に投資先が上がれば投資リターンも取れます。
あと先ほど言ったように投資家は海外株の方が魅力的だから投資してるのであって、問題は投資家に投資してもらえない日本企業にあるわけです。
なのでNISAを日本株に限定する様な全くの筋違いではなく、東証から出たような「PBR1以下を問題視」するような企業価値を上げるような対策の方が合っています。
まあ話題になっていましたが、実はNISAで円安が問題とか国内株買わないのは問題、みたいな話し自体がフェイクニュースだったそうですねというオチで終わりにします。