ついにこの日が訪れた、その期間たったの54年。

こんばんは。

 

いつしか紙幣はゴールドと交換できないただの紙に



 

今日はついにその日が訪れました。


1971年にブレトンウッズ体制が崩壊しドルを持っていけばゴールドと交換してくれる借用書であったはずの兌換紙幣が、何の保証もないただの不換紙幣に代わってからその価値が1%にまで減価してしまいました。


1オンス35ドルと決められていた交換レートが、いきなりニクソンショックで連動が外されてから2025年現在で54年。


たったの54年です。今54歳の人が産まれた時からドルの価値が1/100になってしまいました。


なんと恐ろしい事でしょう。働いたお金を投資が恐いと大事に握りしめていた人はほぼ無価値になってしまったのと同じです。


今更金本位制に戻したほうが良いなんて思いませんが、こういった世の中の仕組みを知らないと凄まじいインフレ税を支払わされるハメになってしまいます。


ゴールドは株などと違って儲けるためのものではありません、本来は35 ドル持っていけば1オンスのゴールドと交換してもらえたのがそうでなくなったのでお札を刷った分と同じだけゴールドも上がるのが筋というだけの事です。


もちろん毎年刷った分と同じだけ綺麗に上昇していくわけではありませんが、超長期的に見れば似たような動きになるでしょう。


投資はリスク、と思っている方もかなり多いと思います。もちろんその通りでリスクは付き物です。ただし理解してほしいのは「現金集中投資」もまたかなりのリスクだということです。

そしてその方法をとった場合はほぼ鉄板で毎年インフレ分だけ負けます。


負け確のゲームって楽しくないですよね?そんな不利なゲームからは脱出して投資を始めないと今回のをみて分かるように物凄い損失になります。


よほど変な株買わない限りは1/100にはなりませんが実際キャッシュは1/100になってしまいました。


最近は株価も下落していくらかは安く買えるようになりました。まだ始めていない人には少し始めやすくなったのではないでしょうか。

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