こんばんは。
なにやらただでさえガソリン高で困ってるのに原油価格が急に上がり始めて1バレル84ドルを突破していますね。ちょっと前まで60ドル台だったのにこれでまたガソリンは当分下がらなそうです。
中国もデフレになりつつあり世界的にあまり景気の良い感じはしませんが何故か原油価格は上昇中です。原油価格が上がると言うことはドルの価値は下落しているともとれます。
今回のウクライナ進攻で露国をSWIFTから締め出してドルを使えなくしました。それによってドルにとっては逆効果でドルの地位が落ちるのではという懸念があります。実際にドルではなく人民元を使う国が増えています。とはいえ私は変動相場すら採用できない独裁国家の通貨が基軸通貨になるとは思えません。しかし相対的にドルのシェアは落ちるかもしれませんが。
そしてドルが下がるならばゴールドの買いは正しいのか、というとどうなのでしょう。
今回の事でドルのマイナス面もありますが逆に世界中を見渡してもアメリカくらいしか安全な国は無いのではないかと言うことで地政学的にアメリカ強くなった可能性はないでしょうか。
露国がめちゃくちゃになったのは言うまでもありませんが、ヨーロッパも疲弊しています。日本も中国から近すぎてリスクがあります。
人民元もなんだかやっぱり心配となれば、世界で戦争のリスクが高まってきたならばやはり最強の軍事力をもったアメリカの通貨が強くなる可能性もあると思います。
そしていまアメリカは引き締めの真っ最中です。金融を引き締めるということはドルを強くするということです。
長期的にはどの通貨もゴールドに対してはほぼ間違いなく下落していくと思いますが、短期~中期的にはドルが強くなる可能性も高いのではないかと思います。