こんばんは。
今年の3月以来、一時的にですが米国2年債利回りが5%台に乗せました。どちらかというとディスインフレ的なニュースが増えてきた様な気がしていたのですが、金利は上昇しています。5年、10年、30年、どの年限でも利回りは4%を越えています。
株価には厳しくなっています、去年10月頃の安値と金利水準が変わらなくなってきているなかで株価は持ちこたえています。しかしこれもいつまで持つのでしょうか。
金利が下がるか企業利益が上がるかしないと正当化されないかもしれません。
そして更に酷いのは中国です。指標からはインフレどころかデフレに突入しています。若者の失業率も20%を越えるめちゃくちゃな数値でしたが、今度はあまりにも悪すぎる状況を隠すために発表することすらやめてしまいました。
人は悪い数字を見れば当然身構えますが、数字が分からないほどおっかない事はありません。疑心暗鬼になってとてもじゃないですが中国に投資できる様な環境にはなりません。
失業率も隠すのですから、中国の発表してるGDPとかもまったく信用なりません。中国人すら政府の発表を信じておらず、経済に強かった前首相の「李克強指数」なんていう「電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資残高」の3つをもとに作られた中国の経済指標があったくらいです。
アメリカと違い中国の株価は昨年末ほどではないですが、すでにかなり安くなっています。日米は持ちこたえていますがソフトランディングだとかノーランディングなどと言われ始めましたが本当にこのまま日米の株価は助かるのでしょうか。
どこかで大きな下落が来ないのか慎重にみていくと良いと思います。